立体的に見せる効果もあり
ネクタイを立体的に見せると同時に、控えめながら華やいだ雰囲気になります
留め方はネクタイの大剣と小剣、シャツの前立て部分を挟んで留めます。ポイントはネクタイを上方(アゴ側)へ引き上げて留めること。そうすることでネクタイが立体的に見えてエレガントさが増します。
留める位置はスーツに隠れないところで、ラペルが重なるV字よりも少し上です。スリーピースを着たときはベストの少し上の位置で留めます。バネ式ではないので落ちないかと心配される方も多いと思いますが、留める面が広いことと、ネクタイとシャツ地を挟むちょうどいい隙間を作っているので安心です。ただ長年使っているとシルバー製のため緩くなってきます。そのときはディトーズで調整してくれるそうです。
いずれにしても紳士には数少ない装身具ですから、変なデザインの安価なものは持ちたくないですよね。日本では翡翠や珊瑚、真珠などを付けたクリップ式のものを見かけますが、初めてタイスライダーに挑戦される方は、ぜひシンプルな正統派のものを選んでほしいと思います。
なお、こちらのタイスライダー、大きさは65mmで、控えめにシリアルナンバーが刻印されています。オプション(+1000円)でネームを刻印できるそうです。生産数が限られているので興味のある方はお早めに。
【お問い合わせ先】
Bespoke Tailor Dittos.
住:東京都港区南青山4-14-2 グランポート南青山2F
TEL:03-6438-9313
営:11時~20時
URL:www.dittos.jp/
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