東西線 東は西船橋で東葉高速鉄道東葉勝田台まで
西は中野から中央線三鷹まで乗り入れ
江東区では近年のマンション増でファミリー世帯の姿が目立つ街に
東西線では、山手線の外、東側の木場(江東区)以遠で住宅の供給が活発に行われています。都心から10~20分圏にある
東陽町(江東区)、
西葛西、葛西(以上2駅江戸川区)でも価格、賃料は比較的手頃で、公園やスーパーなども充実しており、幅広い年代に住みやすい街。特にファミリーにはお勧めです。ただし、都心に近くて安いということから、同路線の混雑度は東京メトロ中トップの199%(木場~門前仲町。平成20年度末、国土交通省調べ)。乗っている時間は短いものの、混みます。また、東西線では葛西までが都内で、浦安(浦安市)以遠は千葉県です。
手頃な飲食店が軒を連ねる高田馬場、栄通り
山手線内、西側の住宅供給では独特の情緒で観光客も多い
神楽坂(新宿区)周辺が目につくところ。周辺を走る都営大江戸線、中央線との間で小規模なマンションの供給が増えており、シングル、カップル向きの間取りが中心。ただし、価格はかなり高めです。シングル、忙しいカップルなら、学生街で手頃な飲食店、アパートが多い
高田馬場(新宿区)もお勧めです。
西船橋から先、東側は東葉高速鉄道の東葉勝田台(千葉県八千代市)までつながっています。同沿線では駅前に中高層マンションが多く、その先は一戸建て中心の、ファミリー向きの住宅街。八千代緑が丘には大規模商業施設があり、マンション、一戸建てともに住宅供給が豊富です。
中央線沿線には路地や横丁が残り、それが街の魅力のひとつとなっている
西船橋とは反対、西側では
中野(中野区)から中央線
三鷹(三鷹市)まで乗り入れており、住んでみたい街として知られる
吉祥寺(武蔵野市)に代表されるように、人気も価格、家賃も高いエリア。古くから開発されてきた街だけに生活の利便性は高く、どの駅にも活気のある商店街、飲食店街があります。また、街ごとに雰囲気も異なり、飲食店の充実度なら中野、
高円寺(杉並区)、街並みの美しさなら
阿佐ヶ谷(杉並区)、落ち着いた佇まいなら
荻窪、西荻窪(以上2駅杉並区)公園も商業施設も遊びも何でも揃うのが吉祥寺、緑と桜の多さなら三鷹(三鷹市)といったところでしょうか。最近注目なのは駅周辺で再開発が行われている中野。始発も利用できます。
以上、ざっと大手町直通路線のうち、地下鉄2路線を介してつながる路線とそこに乗り入れている街を紹介しました。記事のある街については記事をご参照ください。また、実際の街の雰囲気は必ず自分で歩いてチェックすることを勧めます。