アクセスの良さと価格を再評価
勝ち組つくばエクスプレス線マンション
つくばエクスプレス線のいくつかのマンションが人気を集め非常に販売が好調なことをご存知でしょうか? 2005年のつくばエクスプレス線開業時以降、新たな居住エリアとして人気を博したつくばエクスプレス線沿線。リーマンショック前後の経済情勢の悪化から郊外エリアのマンションの売れ行きが急激に悪くなる中、同沿線のマンションも供給が減ってきました。
そうした中昨年秋以降に供給された、ザ・ライオンズ三郷中央(大京)、シティテラスおおたかの森ステーションコート(住友不動産)の売れ行きが好調です。ともに総戸数433戸、328戸の大規模マンション。駅からも近い好立地です。
今回は、この2物件を中心に、つくばエクスプレス線の再評価の動きを伝えます。
三郷中央駅徒歩1分の地上25階建てランドマークタワー
第1期即日完売 ザ・ライオンズ三郷中央
ザ・ライオンズ三郷中央は、つくばエクスプレス線「三郷中央」駅徒歩1分の駅前ロータリーに面した好ロケーションに建つ全433戸(住戸は424戸)の大規模マンションです。昨年秋の発表以来人気を集め、既に12月に販売された第1期1次115戸は即日完売。現在も週末に多くの客で賑わっています。
同マンションの位置するつくばエクスプレス線「三郷中央」駅は、区間快速利用で「北千住」駅へ10分、「秋葉原」駅に20分。秋葉原からの乗換えで、東京・新橋といったオフィスゾーンへのアクセスも良好です。東京からの距離圏で見ると調布市や神奈川県宮前区などと同じ。坪単価160万円以下の価格設定を踏まえるとリーズナブルな感じがします。
また、大京のザ・ライオンズシリーズ20棟目でかつ首都圏最初の同シリーズのタワーでもあり、商品企画も注目点が多くあります。
質感を感じるフォルム 多彩な共用部
免震構造採用 専有部の基本スペックも充実
まず建物は、約9000平米の駅前の大規模街区に25階建てのタワー棟とレジデンス棟2つの3棟構成で、ロータリーに面したレジデンスC棟には1・2階にショップなどの商業テナントが入店します。建物は、アースカラーで統一しダークブラウンの砂岩調タイルを使用しています。3棟のデザインに変化をもたせ、端正かつ存在感あるフォルムに仕上げています。敷地内の石畳を敷いた街路には、緑を配し広場と円弧をモチーフに結び質感ある佇まいに。夜間はライトアップされ防犯でも安心です。
共用部は、各棟にホテルライクなエントランスが設けられ、20階部分にビューラウンジ&ゲストスイート「スカイスイート」を設け、フィットネスジム、キッズゾーンと施設も多彩です。
建物は免震構造を採用。二重床・二重天井、高強度コンクリート採用(一部除く)と安心のつくりです。専有部は、オール電化採用でIHクッキングヒータが標準装備。断熱効果が高く結露も防ぐエコガラスをサッシに採用しています。
モデルルームを見学して感じたのが細やかな工夫。キッチンの収納や洗面化粧台やランドリー収納など、独自の工夫がされ暮らしやすさの配慮が感じられます。
共働き層のファミリーの方などに是非見学をお薦めしたいマンションです。
次のページでは、シティテラスおおたかの森ステーションコートを紹介します。