お腹が張る
お腹が張りやすいのが心配
Q:
・お腹が張ることが多いです。張ったら休むようにしていますが、何か気をつけることはありますか?
A:
子宮は平滑筋という筋肉からできていて、赤ちゃんの発育とともにその容量を増してゆきます。筋肉は縮んで伸びる。ジャンプするときに一度かがむのと同じことです。それを繰り返しながら、最後の大仕事、分娩に備えています。ですから、張るのは自然の現象です。休んでいれば張りがおさまる、熱感、出血をともなわないのであれば、張ったら休むようにするで問題ないでしょう。
肌がかゆい
Q:
・腕と足がかゆくて仕方がありません。皮膚科でもらった薬を塗ったり、保湿をしていますが、治りません。どうしたらよいでしょうか?
A:
妊娠中はかゆみを伴なうことが往々にしてあるでしょう。皮膚科での薬や保湿などが効かないとのこと、どんな薬が処方されたのかわかりませんが、より適切な薬がないか、ケアの仕方などを先生にもう一度相談してください。また、「むずむず脚症候群」の可能性もあります。原因はよくわかっていないのですが、妊娠をきっかけに症状が出てくることがあります。ただし、出産を終えると治まってゆきます。貧血が原因で鉄剤が有効な場合、鉄剤の摂取と同時にカフェインと摂らないようにし、患部を一時的に冷やすことなどで症状が治まることもあります。
足がつる・こむら返り
Q:
・寝ているとき、明け方に足がつりやすいです。ミネラル不足でしょうか? 対策を教えてください。
A:
子宮が大きくなり体の重心が変化することによる、ふくらはぎの筋肉(腓腹筋)の筋肉疲労や、下肢の血液のうっ滞、カルシウムが相対的に不足気味にあることなどが主な原因と考えられています。予防としては、ストレッチなどの運動で下肢の循環を促進させる。ふくらはぎが負担になりにくい靴を履く。体重が増えないようにする。カルシウムを多めに摂るなどです。といっても、予防していても、つってくるので、その時には、下肢のマッサージで循環を良くする、足の指を反らせることで筋肉を進展させるなどで対応してください。
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