Q8. 足のむくみが辛い。どうしたら解消できる?

【よくある疑問】
  • 足がむくんでいるけれど、健康上の問題はありませんか?
  • 足のむくみはどうすれば軽減できますか?
【回答】
少し前までは、むくみは高血圧、蛋白尿とともに妊娠中毒症の3徴候のひとつで、母子にとって危険なサインと考えられていました。ところが、妊娠高血圧症候群に変わったときに、むくみは徴候からはずされました。

逆に、血圧が正常で、おしっこが普通に出ていれば、むくみは赤ちゃんが順調に発育している証です。全身性のものでなければ、心配しないことです。

昼間ずっと立ち仕事をしていたり、同じ体勢を長く続けていたりすると、子宮が足のつけ根を圧迫して、下肢、とくに足首とくるぶしの周囲がむくんできます。こんな時は、足を高く上げて休んだる、お風呂にゆっくりつかってマッサージをするなどして血行を良くしたりすれば、次の朝には軽減してくるでしょう。

Q9. 高齢出産で不安。注意すべきことは?

【よくある疑問】
  • 高齢出産なのですが、特に気をつけることはありますか?
  • 高齢出産で、胎児の異常がないことを祈っています。どのような早期発見検査が可能でしょうか?
【回答】
高齢出産の主なリスクは、染色体や外表の異常など赤ちゃん側のリスクが若い人にくらべて高まること(それでも35歳のダウン症の割合は約300人に1人です)。そして、合併症(ほかの病気)がある場合は、お母さん側のリスクも出てきます。

高齢だからといって特に気をつけることはなく、若い人と同じかそれ以上に、体調に合わせて無理をしないこと。過信は禁物で、規則正しい生活を心がけることに変わりはありません。

胎児の異常を発見するツールとしては、妊婦健診での超音波検査(エコー)が一般的でしょう。最近、よく言われている胎児の首のむくみ(NT)ですが、それも含めすべてがわかるわけではありません。ただ、明らかな形態異常は妊娠10~15週くらいにはわかります。

ダウン症などの検査は、希望検査です。主に血液検査と羊水検査があります。

血液検査ですが、妊娠15~17週くらいに行われるクワトロ検査は、リスク(確率)を推測します。例えば200人に1人の確率でダウン症の可能性がありますのように出てきます。35歳の300人に1人よりは少しリスクは高まりますが、それでも99.5%は正常です。結果の受けとめ方が正直、難しいと思います。

2013年4月からは、妊娠中の女性の血液に含まれている赤ちゃんのDNAを解析して、ダウン症など3種類の染色体異常を検出する新型出生前検査(NIPT)も行われるようになりました。ただし、35歳以上と対象が限定され、どこでもできる検査ではありません。

一方、羊水染色体検査はお腹から子宮に針をさして羊水を採ることで、その中の胎児細胞を分析することで染色体の型がわかります。ただし、遺伝子異常まではわかりません。希望をする場合はやはり15~17週くらいに行いますが、もちろん、高齢であればする、周りがやるからやるという検査ではありません。

Q10. 妊娠線ができないようにする方法は?

【よくある疑問】
  • 妊娠線ケアをしないと妊娠線ができるのでしょうか?
  • 妊娠線ができやすいかできにくいかは体質によりますか?
【回答】
妊娠線とは、妊婦さんのおなかや胸、太ももなどに現れる、赤みを帯びた線のこと。お腹や胸などが大きくなり皮膚が伸ばされたことが原因でできます。

双子や、お腹が前にせり出すタイプの人など、急に体重が増えた場合には妊娠線ができやすいでしょう。また肌質によってもできやすい、できにくいはあります。一般には皮膚が厚くてカサカサし、弾力性がない場合にできやすく、皮膚の伸びのいい人はできにくいといわれます。

一度できてしまうと残念ながら消えることはありませんが、産後は薄く目立たなくなってゆきます。妊娠線のケアをしてもできることもあれば、しなくてもできない人もいます。

ただ、妊娠中期以降、急に体重が増えすぎないようにする、もしくは保湿や血行をよくするためにマッサージを心がけたり、妊娠性予防クリームを塗ったりすることは、ある程度の効果はあると思います。

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