メキシコ旅行のお金、どうする?

町中にある両替所=Casa de cambio

町中にある両替所=Casa de cambio

いまや、欧米やアジアでは日本円から現地通貨へ簡単に両替が可能ですが、ここメキシコは事情が異なります。メキシコでも日本円を両替できる場所もありますが、かなり限られているのと、レートが悪いので、流通のいい米ドルで現金を持っていった方が便利。また、メキシコでは2011年以降トラベラーズ・チェックは一切換金できなくなったので、注意してください。

インデックス  

空港での両替について

メキシコの空港について、まず最初にしなければならないのが、現地通貨メキシコペソへの両替です。空港内には、両替所が並んでいます。ちなみに、市街よりも、空港内での両替が、最もレートが良いとされています。使う額の個人差もありますが、とりあえず、200~500米ドル分両替しておけば、安心ではないでしょうか?その際には、できるだけ細かいお金をもらえるように交渉しましょう。メキシコでは、買い物の際に、店側がお釣りを持っていないことがよくあるため、高額紙幣は避けるように交渉してください。また、1000ペソ札は、多くのお店で使えないので、避けた方が良いです。

空港で両替後の窃盗や強盗も発生しているので、あまり高額を携帯しない方が良いでしょう。それ以降は、現金が必要になったら、クレジットカードのキャッシングや国際キャッシュカードを使用して、その都度引き出すのをおすすめします。
 

メキシコの税金

ショッピング、レストランでの会計、ホテル宿泊料、交通費、コンサートやミュージアムのチケット購入の際の税金=IVAは16パーセントとなります。一般的に店頭での表示価格は内税ですが、ホテルの宿泊料に関しては、16パーセントのIVA、地方税2パーセントをさらに徴収されることがあります。
 

空港使用料と税金

空港使用料は、航空券の代金に含まれているので、別途支払う必要はありません。メキシコの空港ごとに使用料が異なりますが、メキシコシティ国際空港は、国内で最も使用料が高い空港であり、国内線使用であれば、443 メキシコペソ(23.20米ドル)、国際線使用であれば 854.95 メキシコペソ (44.07 米ドル)がかかります。その料金から、さらに、国際線は4パーセント税金、国内線は16パーセントの税金が徴収されます(片道料金。往復の場合は2倍がかかります)。ちなみに、メキシコ国内にある南北の国境都市に関しては、国際線への税額に相当する4パーセントの税金が徴収されます。
 

空港以外の場所での両替や、ATM引き出しについて

米ドルからメキシコペソへの両替は市街地でのCasa de cambio(カーサ・デ・カンビオ)と呼ばれる両替所、ホテルでも行われています(宿泊客でなければ両替を断られることがあります)。銀行では、その口座所有者でなければ両替できないことが多いです。ただ、国際ATMネットワークである「PLUS」「Cirrus」が付帯しているクレジットカードや銀行キャッシュカードを持っていれば、銀行やショッピングセンターにあるATMで簡単かつ手数料もそれほどかからずに、メキシコペソが引き出せます。よっぽどの僻地でない限り、メキシコ国内のどの都市にもATMがあるので安心です。

注意しなければいけないのが、一日にATMで引き出せる額が5000~10000メキシコペソ(その日の為替レートによって引き出し限度額が変動する。また、Banamexは5000メキシコペソ、HSBCは7000~10000メキシコペソまで可能というように銀行によって限度額が異なる)までとなっているので、もしも2万ペソ以上の額の現金が必要ならば、数日に分けて引き出さなければなりません。

ホテルでの外国紙幣両替は手数料を多めに取られますが、空港と町中の両替所の換金率は空港のほうが若干お得。といっても、たくさん両替しないのであれば、さほど変わらないので、どこが得なのかと神経質にならなくてもいいでしょう。

ただし、2010年6月にメキシコ大蔵省の規制変更が発表され、メキシコ国内で外国紙幣からメキシコペソへの両替が難しくなっています。外国人旅行者は両替の際に必ず、パスポートと滞在許可証(入国カードなど)を提示し、そのデータが登録され、1ヵ月に累計で1,500米ドルまでしか両替できなくなりました(特に米ドルからの換金が厳しく、ユーロや日本円に対しては規制が緩いこともあります)。自由に両替が出来ないぶん、クレジットカードや国際キャッシュカードで現地通貨を引き出して、対応するようにしてください。一方で、アメリカ人観光客が多いメキシコ北部のアメリカ国境周辺都市および、リゾート地カンクン、ロスカボスなどでは、米ドルを問題なく使用できますが、メキシコペソでの支払いのほうが割安です。
 

メキシコのクレジットカード事情

メキシコでのクレジットカード事情

メキシコでのクレジットカード事情

クレジットカードはVISAやMASTERなどアメリカ系カード会社のものはほとんど使えますが、アメリカンエクスプレスは使えない場合もあります。日系カード会社のJCBやダイナースも使えるところがあるとはいえ、まだメジャーではありません。クレジットカードが会計に利用できる場所は日本に比べたら限られていますが、デパートや高級レストラン、ファミリーレストランはもちろん、スーパーのレジでも使用できるようになってきました。

ただし、クレジットカードのコードを不正に読み取って悪用される事件も頻繁に報告されているので、よほど信用のおける場所でない限り、使用は控えたほうがいいと思います。支払い時には請求額とカード控えの金額が同じか必ず確認し、さらに日本に戻った際にも請求明細を細かく見て、不審な点がないかチェックしましょう。
 

メキシコの慣習、チップのクレジットカードでの支払いについて

店によっては、クレジットカード使用手数料を請求する場合もあります。また、メキシコにはチップ(Propina プロピナ)の習慣があります。レストランで食事をした際など、会計額に応じた任意のパーセント(通常は10パーセント)のチップを上乗せするようになっています。義務ではありませんが、チップを渡さないのは、悪い印象を与えることになりかねません。クレジットカードでの支払い時に、チップの割合を、会計の10パーセント、15パーセント(もしくは任意)から選べるようになっているので、そこで、パーセンテージを選び、会計担当者に伝えます。クレジットカードの会計清算とは別に、現金でチップを支払いたい場合は「CERRADO(セラード)」と伝えます。

メキシコの物価やチップについては記事「メキシコの物価」をご覧ください。
 

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