全量純米蔵「神亀酒造」を訪ねた
前回記事で紹介した、良質の純米酒を旨いつまみとともに出すことで注目の銀座の「佳肴 みを木」。ここでメインアイテムとして提供されているのは「神亀」だ。なかなか飲めない希少アイテムも揃う。これ、「みを木」を応援する蔵として、神亀酒造の小川原良征専務が名前を連ねているから。実は、小川原氏が幹事を務める『全量純米酒を目指す会』の蔵を応援する「全量純米酒ファンド」を運営しているのも、「みを木ファンド」を運営するミュージックセキュリティーズ(株)。つまり、「みを木」と「神亀」はファンドつながりというわけ。
この「全量純米酒蔵ファンド」の出資者には、一般公開をしていない蔵の見学という特典がある。先日、神亀を応援する「ひこ孫ファンド」出資者の方々とともに神亀酒造の見学に参加してきた。一般の見学を受け付けない神亀ゆえに、出資者向けの見学会は本当に貴重な体験となった。写真とともに、蔵をリポートしよう。
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純米と熟成の酒として、根強いファンを持つ神亀。日本酒は好きじゃないけどこれだけは飲めるという人もいるくらい
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見学者向けに挨拶と説明をされる小川原専務。テレビ撮影は「ガイヤの夜明け」だ
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洗米した米を、それも大吟醸用の米を触らせてくれるお蔵はそうない
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真っ白で美しい。これは「山田錦」。隣の青森産「華吹雪」はいくぶん重い
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現在若い従業員の方も多いとのこと、神亀での経験は宝だろう
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麹が繁殖した米は、扱いが難しい、この蔵はすべて手作業
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手のひらに山盛りにして「食べてみなさい」と。こういう経験も蔵内ならでは