花粉シーズン到来!

花粉の掃除方法10か条!

部屋の中に浮遊している花粉が悪さをするのです


早い人では年明け頃から感じ出してしまう(スギ)花粉。環境省の花粉観測システム「はなこさん」で見ても、関東圏への飛散はハイシーズンに突入しています。10年来の「花粉症」(※1)患者としては、春の訪れを素直に喜べないのは毎年のことながら悲しいものです。

さて花粉が飛んでいるのは屋外であるにも関わらず、「花粉症」の症状が酷く出るのはだいたい屋内。オフィスや教室やリビングや寝室だったりします。何故か?  屋外から知らず知らず持ち込んでしまった花粉を、狭い空間で舞い上がらせつつ「濃く」吸い込んでしまうから。つまるところ屋内に「持ち込む花粉をできるだけ減らし」、「持ち込んでしまった花粉はなるべく速やかに除去する」ことが、辛さ軽減のため肝要なのです。

住まい(お部屋)から花粉という花粉を徹底除去する気概で、以下ご提案する10カ条を、是非駆使してみてください。

※1 アレルギー性鼻炎のうち、植物の花粉が原因で起こる症状

<花粉掃除の10カ条>  

洗濯物は一切「外干し」厳禁! 乾燥機を使おう

濡れた洗濯物が乾くとき付着した花粉は振るい落とそうとしても落ちません。どうしても外に干さないといけない場合は夜干しで

濡れた洗濯物が乾くとき付着した花粉は振るい落とそうとしても落ちません。どうしても外に干さないといけない場合は夜干しで

どんなにがんばって以下9ヵ条を実行したところで、洗濯物を「晴れた日の下、さわやかな初春の風にさらして」しまえば台無しになります! それくらいキツく捉えて間違いないのが、洗濯物の外干しです。

洗濯乾燥機、浴室換気乾燥機、除湿機、布団乾燥機、扇風機、エアコンその他あらゆる家電を駆使して、花粉飛散の約3ヶ月を乗り切りましょう。
 

お布団「天日干し」は我慢! ダニ対策にもなる乾燥重視で

「布団干し」に拘る人にとって、お日様に干せない状況はストレスフル。ですがここは我慢。ただ布団が夜な夜な吸い取ってしまう、就寝中の汗等をそのままにしておくと、雑菌が繁殖したりダニが増えたり、いいことはありません。

布団乾燥機を導入、直射日光の当たる部屋に干す、電気毛布を長時間稼動させる、床暖房や電気カーペットの上に敷く、電気ゴタツの上にかける等々「乾燥させる」くふうを講じましょう。
 

部屋の空気を「加湿」、しっとり花粉を湿らせ床に落とそう

洗濯物や布団は「乾燥」させたくも、部屋の空気は「加湿」させるのが、花粉シーズン(風邪シーズンでもある)には肝要です。部屋の空気中には、ハウスダストの一部に捉えられている花粉が天文学的数、含有されています。

ただこれらの塵も湿るとその重みが増し、床に落ちる(積もる)のです。そこを一網打尽に拭き取りたいところ。ただし加湿の目安は、相対湿度で「50~60%」が最適と覚えておきましょう。
 

床掃除は朝一番! 花粉やハウスダストを舞い上がらせない

花粉のみならず、部屋の空気中に含まれる塵(ハウスダスト)は、その部屋にいる人間がいなくなり空気の流れが収まると、床に落ち積もっていきます。翌朝、起き出して来た家族が歩き回ればあっという間にまた空気中に戻ってしまうこれらの花粉(塵)は、「朝一番」にそうっと拭き取ってしまうことで、空気中への戻りを最小限に抑えることができます。

朝一番が難しい場合は、外出からの帰宅直後も適時です。フロアモップを使うなど、負担軽減の工夫も。
 

「拭く」掃除法を駆使! 掃除機使用時は空気清浄機要併用

すでに花粉で痛めつけられている鼻咽喉粘膜は、他のハウスダストにも反応しやすくなっています。掃除の際のハタキ、ホウキの使用はこの時季、止めておいたほうが無難。掃除機も、移動時やその排気が、床上のホコリを舞い上げてしまいがちなので注意しながら使わなければなりません。

掃除機を使うときには、同時に、空気清浄機をハイパワーで稼動させましょう。また拭き掃除にも、できれば使い捨て可能なウエスや掃除シートを利用したいところです。
 

住まい内の静電気に注意! 電気機器もまめに掃除しよう

花粉

テレビ周りで、突然クシャミ連発する人も…! 静電気で引き寄せられた花粉には要注意

部屋の中には、知らず知らずにホコリが積もり(溜まり)続ける魔のエリアがあります。

電灯の傘上、大型テレビの外周、電気コードがとぐろを巻くAVコーナー周辺、PC周りなどといったホコリの多いところには、花粉も溜まりやすいのだということに留意しましょう。このとき、便利でもエアーブロアーは使わないように。掃除機ないしは、幾分湿り気のある掃除用シートなどを活用し、拭き掃除をここでも試みて。
 

ウール・ファー・フリースは、ツルツル素材にシフトして

洗濯物の外干しをしないだけでも「持ち込み花粉」は激減します。でも花粉の飛散する屋外を歩けば、やはり花粉が身体に付くのは避けられず、部屋の中に持ち込んでしまうことになります。スギ花粉などを顕微鏡で拡大すると、ツルツルとはしておらずイボイボの出た形状をしており、服の繊維に引っかかりやすいのです。

花粉シーズンに着たり身に着ける小物は、レザーなど、花粉(ホコリ)が付いても払い落としやすい素材にしたいものです。
 

上着や帽子は玄関まで。花粉を寝室に持ち込まない工夫を

穏やかにリビングにいたところに、帰宅した家人が入ってきただけでクシャミを頻発……といった経験のある人も多いと思います。服の素材に注意した上で、さらにその上着(コートなど)を居室に持ち込まないことで、花粉の侵入を阻止しましょう。更には睡眠をシッカリ取らなければならない寝室に持ち込むのは「絶対に」避けたいところ。一時的にでも、上着掛けや洋服ラックを玄関近くに設置すると良いでしょう。
 

寝室加湿で花粉を落とそう! 枕周りにはカバー必須で

洋服などに着けて持ち込む花粉を最小限に抑えるくふうを講じても、微小な花粉、どれだけ「空気」に含まれているかは見えず心配です。

就寝時の鼻水鼻づまりは起きているときに比べてより辛いもの。これは睡眠して空気の動きの減った寝室内の空気に含まれていた花粉が、鼻の上に降りてくるせいと考えられます。就寝するまでの間に寝室を加湿し、できるだけ花粉を「落として」おきましょう。落ちた花粉は、カバーごとそっと洗濯機へ。
 

花粉入り外気は部屋に入れない! 換気は深夜か早朝に

住まい内の健康度を上げるには換気が欠かせません。部屋の中というのは屋外に比べ、驚くほどハウスダスト(花粉やカビ胞子など含む)や臭気で「汚れて」いるものです。

とはいえ屋外の花粉をわざわざ招き入れたくなどないのがこの時季の本音。でも換気はしたい、であれば花粉が飛散し終わり夜露で地面に落ちた後の深夜、あるいは飛ぶ前の早朝がベストタイムとなります。ただ風の強い日は避けたほうが無難です。

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