カナダ/プリンスエドワード島

赤毛のアンゆかりの地、プリンスエドワード島(5ページ目)

赤毛のアンゆかりの島として知られるプリンスエドワード島。NHKのテレビ小説で「花子とアン」の放映が決まり、新たに注目を浴びつつある不朽の名作ですが、でも、この島の魅力は赤毛のアンだけではありません。赤毛のアンを良く知らない、という人にこそ読んでいただきたい、プリンスエドワード島を徹底ガイド!

執筆者:下村 猛

絶対食うべし! 美味しくて、体に優しい
プリンスエドワード島のグルメ体験

ロブスターを目の前にして、思わずにんまり (C) Tourisim Prince Edward Island

ロブスターを目の前にして、思わずにんまり (C) Tourisim Prince Edward Island

周囲を海で囲まれたプリンスエドワード島はシーフードの楽園!しかも、島内は農業が盛んで、オーガニックの新鮮な農作物も盛りだくさんです。そんな中で、まず食べるべきものをリストアップしました。

■ロブスター

説明不要。もはやカナダの名物といっても良いでしょう。昔は掃いて捨てるほど獲れ、子供たちは「えーっ、今日もランチはロブスターサンドイッチーっ!」と文句を言っていたほど。そんな時代も今や昔。ロブスターはすっかり高級食材となり、限られた時期だけ漁が許されるほどです。旬は解禁になったばかりの初夏。水揚げされたばかりの新鮮なロブスターは身もぶりぶり。また、マクドナルドがカナダ東海岸地区に限り、夏のスペシャルメニュー「マックロブスター」を販売します。世界中でも、これが食べられるのはカナダ大西洋岸のマックのみ。

■牡蠣
新鮮な生牡蠣を食べて、至福の瞬間!(C) Tourism Prince Edward Island

新鮮な生牡蠣を食べて、至福の瞬間!(C) Tourism Prince Edward Island

プリンスエドワード島はブランド牡蠣の一つ、メルペック・オイスターの産地としても有名。小ぶりながら、濃厚な味わいの身は、ニューヨークやボストンの高級オイスターバーでも大人気。レモン汁だけを落とした生牡蠣が、牡蠣そのものの風味を味わえますね。

■ムール貝
黒い貝殻が印象的なムール貝は日本ではそれほどメジャーではありませんが、プリンスエドワード島ではよく知られた魚介類の一つ。牡蠣とは違った歯ごたえのある食感は病み付きになります。特に白ワインを使った酒蒸しは垂涎もの!

 

■じゃがいも
お金を勝手に置いて、自由に持っていくポテトスタンド。のどかな島ならでは!(C) Tourism Prince Edward Island

お金を勝手に置いて、自由に持っていくポテトスタンド。のどかな島ならでは!(C) Tourism Prince Edward Island

プリンスエドワード島はポテトの産地としても有名。美味しいシーフードのサイドディッシュとして、シーフードの美味しさをさらに引き立たせる名脇役です。最近では、島でも地産地消がキーワードになり、農家の皆さんが頑張って、より安全な美味しいポテトを栽培しています。まさにアンの時代の食生活の再現!
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