食と健康/伝統食・粗食・素食

年明けには黒豆茶がおすすめ!黒豆の栄養成分とレシピ(3ページ目)

ダイエットや美容、健康に役立つと人気の高い「黒豆茶」。黒豆には、大豆由来の良質なタンパク質やビタミンB、食物繊維など、栄養成分が豊富に含まれています。おせち料理に使った乾燥黒豆の残りを使って、手作りの黒豆茶を作ってみませんか? 黒豆の栄養成分や黒豆茶の作り方をご紹介します。

南 恵子

執筆者:南 恵子

NR・サプリメントアドバイザー / 食と健康ガイド

 

手軽にできる手作り「黒豆茶レシピ」と注意点

黒豆茶

芳ばしい香りと、豆の甘味もあり、ほつくりおいしい黒豆茶

黒豆茶は、意外と手間いらずで簡単にできます。ただ弱火でじっくり炒るだけなので、時間がある時にまとめて作りおきしておけばよいのです。

また常時飲みたい場合は、煮豆ではないので丹波の黒豆のような高級品ではなく、皮がはじけたり、ツブのサイズが不揃いの規格外品を探すと安く購入できます。

■黒豆茶の作り方
油をひかずに鉄鍋や焙烙などに黒豆を入れ、鍋が温まれば弱火でじっくり約20分から30分炒ります。皮がはじけても、中の豆も茶色に色づき、香ばしく香おってくるのが目安です。

■黒豆茶の飲み方
【熱湯を注ぐ場合】
カップに黒豆大さじ1杯程度(15g)とお湯180ccを入れ、色が出るまで2~3分蒸らします。

【煎じる場合】
スプーン3杯の黒豆に、水(600cc)から10分程度煎じるとよいでしょう。

カフェインも含まれていないので、お子さんやお年寄り、妊婦さんの体にもやさしく、睡眠前の飲み物としてもおすすめです。飲み終えた後の黒豆は、甘味はありませんが、黒豆の旨味があり、ヘルシーなおやつとしても食べられますし、お米と一緒に炊いて、炒り黒豆ごはんとしてもいただけます。

■注意点
お茶として飲むには、5分程度煎っても色は出ますが、黒豆を食べる場合には、炒りが浅いと消化が悪くお腹を壊すこともあるので、豆を食べる場合は、じっくりと時間をかけて炒りましょう。また、黒豆も大豆ですから、大豆アレルギーなどがある人は、ご注意ください。

参考/
黒豆の健康パワー(フジッコ)
黒大豆・茶大豆に含まれる機能性物質プロアントシアニジン(独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構)
商品テスト情報 黒豆茶(静岡県環境衛生科学研究所)
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