全国の親御さんが娘&息子の婚活に尽力!
9割の親御さんは子どもの了解を得て参加しているみなさんです
会場の熱気も、若者たちの婚活イベントに負けてはいません! まずは、自己紹介を兼ねた「お見合いタイム」。いや、訂正。“自己”ではなく、“娘&息子”紹介タイムです。
「息子にふさわしい女性を!」と願う親御さんのゾーンと、「娘にふさわしい男性を!」と願う親御さんのゾーンに別れ、MCの号令に従って規則正しく移動。制限時間を目一杯つかって我が子のプレゼンをします。約90分かけて、ターゲットとなるすべての参加者と話せるので充実感満載。お父さんもお母さんも、我が子のために額に汗して奮闘します。
五感をフル稼働させて、我が子の結婚相手をジャッジメント!
「私どもはマンション経営もしてまして…」「ウチはずっと男子校だったもんで…」などアピールポイントも千差万別です
会話は、お見合いや就活の面接と一緒で、事前に書かれたプロフィールカードの情報をもとに進みます。現職や学歴、資格の有無など、ひととおりの条件的なことが記載されているほかに顔写真がついているので、目の前にいる親御さんの雰囲気と合わせて、DNA情報を含めた総合的なジャッジが可能。
参加者全員と総当たりでアピールできるシステムなのでモレやヌケはなく、夢と可能性は広がります!
28歳の子を持つ親から見れば35歳は「意外といってるなー」でも、45歳の子の親からは「まあ、お若い!」となるわけで。「素晴らしい人生経験を積んでいらっしゃるんですね」もしくは「まだまだこれからで羨ましいわー」などと、フレキシブルな対応をしながらも、頭のなかではアリかナシかを的確に判断していっている模様です。
休憩を挟んだ後は、フリータイム。先ほど「いいかも!」と思った人のところへ行って、双方の合意のもとプロフィールカードを交換し、連絡先も確認。その情報を持ち帰って、子どもと相談のうえ、後日あらためて会う約束をする、という流れになります。私の見た限り、最低でも1人、多い人では5人とカードの交換をしていました!