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意外に油系に偏りがち? おうちごはんの実態

長引く不況で、外食や中食を控え、内食で食費を節約する家庭も多いようです。外食より内食の方が、不足しがちな野菜等も食べられ、栄養バランスが整いやすいイメージがありますが、実際はどうなのでしょうか?

南 恵子

執筆者:南 恵子

NR・サプリメントアドバイザー / 食と健康ガイド

長引く不況に内食回帰

内食

不況感が続く中、外食を控え、内食する傾向が見られます

不況感が長びく中で、私たち生活者の家計費節約に対する意識は高くなっています。様々な調査レポートを見ると、食費の中でも外食費や飲み代を抑える傾向が見られます。

では外食が減った分、内食費は増えているかと言えばそうでもなく、できるだけ安い食材を探すなどして出費を抑え、日々いろいろな努力を積み重ねている様子が感じられます。

外食と内食を選択する時に、その目的は異なります。例えば、外食には家庭では味わえない味・ムードを楽しみたいとか、家事から解放されることなどを求め、内食には費用の安さや、栄養のバランスがとれること、安心感、手作りの楽しさなどを求めるのではないかと思います。

近年内食志向が高まっているなら、その食事の内容、特に家庭で作って食べれば栄養のバランスがとれる、という点で、実態はどうなのかが、気になるところです。
 
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