1位は31,500円の3病院
次に個室の差額ベッド代最低額が高い病院(東京都内)のBEST10です。下の表をご覧下さい。前ページの高額な差額ベッド代の設定がある病院(東京都内)BEST10は、どちらかと言えば興味本位のランキングですが、個室の差額ベッド代最低額が高い病院(東京都内)BEST10は、誰でも知っておいた方が良い内容です。それは、病気やケガで入院することになった時、どうしても個室を希望した場合に、最低でもいくらの差額ベッド代が必要になるかを表しているからです。
1位は伊藤病院、国立がん研究センター中央病院、東京都済生会中央病院の31,500円で、5病院が3万円を超えています。立派なホテルに泊るのと同じような金額です。ランキング内の10病院は全て23区内であり、三多摩地区の病院は一つも入りませんでした。
普通の人がどの病院に入院するかを考えると、おそらく自宅や職場に近い病院や、診療所等から紹介された病院、その人の治療に適した病院などであり、差額ベッド代を確認してから入院するようなことは少ないかと思います。その為、入院した時にはどうしても個室を希望したいと思っていても、縁あって入院した病院がランキングに入っているような病院だったら、2週間入院でも29~44万円にもなる差額ベッド代の支払いを覚悟しなければなりません。それが無理なら個室を諦めなければならないのです。
次のページは東京都内にある82病院の差額ベッド代(室料差額)です。