セクシュアルマイノリティ・同性愛/ゲイライフ

HIV/エイズを感じる季節です(5ページ目)

今年も12月1日の世界エイズデーが近づいてきました。2010年ならではのトピックやゲイシーンでの動きをご紹介し、みなさんにHIV/エイズのことを身近でリアルに感じていただきたいと思います。

後藤 純一

執筆者:後藤 純一

同性愛ガイド

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後藤純一の恥ずかしい話

 

第32回 ジム通いの効能は?

ダンナは身長175cm、体重約80kg。もともと骨太(がっちり体型)なうえにジムで筋トレに励んでいるので、たぶんゲイの世界では「がちむち」と呼ばれるジャンルに属するかと思います(つまり、モテ筋です)

逆に僕は、あまり筋トレも熱心にやってないし、もともと骨細なので、油断するとお腹だけぽっこり出ちゃうような見苦しい体型です。某ゲイバーでは「キモガリ」とか「おひょろ」とか「キャシャーン」と呼ばれます(つまり、モテない筋です)

ダンナはもともと面倒くさがりで、筋トレは嫌いだと言ってエアロしかやらなかった人だったのですが、ここ1~2年で急に筋トレにハマり、週3回は鍛えています(ちなみに、安さ優先の僕とは違い、立派なジムに通っています)。おかげでメキメキと「がちむち」になってきました。(本人は「お腹も出てるし、まだまだです」と申しておりますが)

虚弱体質で体育が苦手な僕も、半ばノルマのように週1~2回の筋トレとか水泳とかを続けてきましたが、あまり体型も変わらず(それでも学生時代に比べたら15キロくらい肉がついて、やっと人並みになりました)、細々と、という感じです。
ちなみに1度だけ友達の紹介で「聖地」と言われる中野区の某ジムに体験で入ったことがあるのですが、フリーエリアで会ったバルクマッチョなお友達に「いやがらせ?」と言われました(「ひやかしです」と答えておきましたけど。笑)

僕らがジムに通うのは、健康管理のため。と言うと、「うそおっしゃい!」という声が聞こえてきそう…そりゃあ、ゲイのたしなみ(チェック厳しいオネエ様たちの目もあるのでそれなりの体型はキープしなきゃ)でもあるし、自己満足(いい体になるとウレシイ)でもあるでしょうし、社交とか目の保養といったお楽しみもありますが(そこが一番でしょって?)、やっぱり、体の健康って心の健康に直結してるし、腰痛が治ったり、風邪をひきにくくなったり、ショーの時のダンスのキレがよくなったり(そう思ってるのは自分だけ)、運動してると、いろいろいいことがあるのです。

そして、ジムのことは、あまり会話がない僕らの貴重な話のネタでもあります。「今日ジムで○○くんに会ったよ」とか、「このサプリがいいらしいから、飲んでみたら?」とか、「僧帽筋が発達してきたね」とか(これはウソ。そんな専門用語、使いません)

そんなわけで、これからもジムに行ってせいぜい汗を流そうと思います。見かけても「いやがらせ?」なんて言わないでくださいね(汗)
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