やれそうな、ラクそうな場所から順々に!
さっ、とりあえず冷蔵庫を開けてみましょう。「私、月イチペースで中身チェックして、掃除して、残り野菜でミネストローネ煮込んでるの!」という方は大掃除は「冷蔵庫外周を拭く」くらいでオッケーです。さよなら…。でも、「私、冷蔵庫で食べ物の経年劣化具合を数年にわたって実験しているの…」という方はご一緒に!
自分が使いやすい、自分らしい整理方法があるはず。模索していきましょう! |
■全体(上・中・下)
の3エリアに分け(冷蔵庫の形状によってはここが4~5エリアに分かれる事もあります)、いちばんとっつきやすそうな部分から手を付けて行く事にしましょう。
さらに、
■扉(ポケット。上・中・下)
■製氷装置など
と細分化し、それぞれ1箇所ずつ、順にお掃除していくことにします。
ここで大切なのは、
欲張って、「せっかくだからここで一気に片付けちゃおう!」とか思わないこと!
元の木阿弥です。
ちなみにフジワラの場合は、
「野菜室なら、なんとかなるかもしれない…」
と思い、まずそこからはじめました。冷凍庫、チルド用引き出し、どこでも結構です。
とにかく、ラクなところからやっていきましょう!
外せるものは、とりあえず外すのがコツ!
冷蔵庫掃除の基本手順は、「中身を出す」「いれものを清掃する」「中身を戻す」ですが、出さなきゃいけないだけに「手早さ」が求められるところでもあります。で、あるだけに敬遠されがちなのが、内部の仕切りや引き出しを「外す」行為なのですが、ここは意を決して(?)外してしまったほうが仕事が速いのです。面倒くさがらずに、ガコッと外しましょう。外れるようにできています。
そして、外れた棚や引き出しは、洗剤ナシの湯洗いで充分きれいになります。騙されたと思って洗ってみてください。スポンジで少々撫でるだけで、つるつるぴかぴかです。さっと水切りしたら、清潔なふきんでよく水分を拭き取ります。
この際、製氷皿や冷凍トレイなどといった部分も、案外汚れているものなのでざぶざぶ洗ってしまいます。とにかく「外れるものは外す」「外したら湯洗いする」こと! 妙な洗剤で拭いて、二度拭きして…なんてやるよりずーっとラクちん間違いナシです!
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