引越しの梱包作業、慣れない方にはなかなか進まず、大変な作業です。特に割れ物の梱包は丁寧にしたいもの...。きっちり梱包できるようにアドバイスします。
●食器棚の中身
一番苦労する食器類。一つずつ丁寧に新聞などで包みます。大皿類は厚手のタオルなどで包むと良いと思います。
ありがちな間違いは、平らな皿は縦に箱詰めした方がショックに強いと言う事。食器棚に置いてある状態で詰めていませんか?
ダンボール箱の底にはショックを和らげるクッションを忘れずに。クッションにはプチプチが一番良いですが、無い場合は新聞を細かく丸めて底に敷き詰め、その上に広げた新聞を敷くことで、安上がりなクッションが出来ます。
半分ほど詰め終わったら、箱の中で食器が動かないかチェック。動くようなら間に新聞などを丸めて詰めます。「中で動かない」事が大事です。
●調味料やビン類
調味料やビン類は、引越しまでにできるだけ減らしておく事がまず大事です。クチの空いたビンは、ラップを口に被せて、更に輪ゴムできつく縛ります。それでも中身が沢山入っていると漏れますので、一個ずつ小さなビニール袋に入れれば更に安心です。
箱に詰める時は、まず、万が一に割れてしまった時、破片でビニールが破れて漏れ出さないように、箱の中に大きなビニールを入れ、ビニール袋の中に詰めます。
ビンの回りに新聞紙を巻いて、隙間が出来ないように立てていきます。さらに詰め終わったら空いた隙間に新聞紙を詰めて動かないようにします。
箱の蓋を閉めてしまうとダンボールを斜めや逆さに運ばれる事が有りますので、箱の蓋は外側に折り返してテープで止め、マジックで大きく「調味料」と書いておくと良いでしょう。
次のページでガラス、鏡とCDなどの梱包方法をアドバイスします。