お買い得なニュージーランドワインを試す

アプレヴ・トレーディングは、ニュージーランドのワインを主に扱っているワイン輸入会社である。同社のセレクションはほとんどが1本1000~2000円台の参考小売価格という手頃な価格で、どれもニュージーランドらしい爽やかさと瑞々しさが楽しめる。その中から、とりわけ興味深い白ワイン4本を選んで試飲した。

アプレヴ・トレーディングの吉竹剛氏によると、同社は2009年の5月からニュージーランドの生産者を継続的に輸入するようになった。他の新世界ワインと違い、酸味と果実味が豊かなのがニュージーランドワインの特徴で、魚介が豊富なこともあってさまざまな白ワインが造られていることも日本人に向いている理由である。
品種は右端からアルネイス、ソーヴィニヨン・ブラン、シャルドネ、ゲヴュルツトラミナー

品種は右端からアルネイス、ソーヴィニョン・ブラン、シャルドネ、ゲヴュルツトラミナー

取り扱い生産者9社から選んだのは、クーパーズ・クリーク、ミルトン・ヴィンヤーズ、そしてサイフリードの3社である。クーパーズ・クリークはワインの年間生産量が20万数ケースに上るという大手でいくつかの地域で栽培されるブドウを使い、マイナーな品種でもワインを造る。ミルトンはニュージーランドで初めて有機栽培の認証を取ったワイナリーで、本格的なバイオダイナミック栽培の指導者的な存在である。そしてサイフリードは、ネルソン地区で最初にブドウ栽培を始めたというワイナリーである。

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