資産運用/投資初心者にもできるカンタン資産運用法

あなたはどのタイプ?冬のボーナス活用法(2ページ目)

冬のボーナス、どう活用しますか?安全性重視の預け先だけでよいのか、投資も必要なのか、ボーナスの何割を投資すればいいのか……?あなたのタイプ別に活用法を紹介します。

やがら 純子

執筆者:やがら 純子

マネープラン入門ガイド

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グループ1の人

ボーナスを増やして、家族の夢をかなえる

ボーナスを増やして、家族の夢をかなえる

グループ1は、まだ貯蓄が少なめの人や、貯蓄はあるけど出費予定もある人、今はよいけれど将来は安心できないという人などです。グループ1の人は、安全性を重視しつつも、リスクのある商品も取り入れることをおすすめします。
 

安全性を優先に、投資も取り入れてみては?

      安全性を優先に、投資も取り入れてみては?
 

安全性が高く、金利も高い預け先

安全性が高いということはローリスクということですから、リターンもローです。その中でもできるだけリターンが大きい、金利が高いところを探しましょう。ネット定期預金個人向け国債などがその代表です(金利は下の表を参考に)。

ネット定期を上手に活用するには、数十万円をひとまとめにするのではなく、5万円を1口などの形にすることです。定期預金は中途解約すると金利が非常に低くなってしまうことがあるからです。いくつかにわけておけば、満期前に解約しなければならなくなった時、必要最低限のお金だけ解約すればすみます。個人向け国債は3種類あります。
 

変更や記載ミスの可能性がありますので、ご利用前に、各銀行公式サイトでご確認ください

変更や記載ミスの可能性がありますので、ご利用前に、各銀行公式サイトでご確認ください

初めての資産運用には

リスクのある商品には、株式投資投資信託外貨預金外貨MMFなどをおすすめします。まだ予断を許さない状況ですが、円高の進行が一段落しましたし、日経平均株価も1万円を回復しました。投資は「安い時に買って、高くなったら売る」のが基本ですから、今のうちに仕込んでおいて、将来大きな果実の獲得を目指しましょう。

資産運用が初めての人には、株式銘柄を探すのも大変ですので、投資信託からのスタートがよいと思います。日本の株式に投資するインデックスファンドはおすすめの一つです。日本の株式の幅広い銘柄で運用され、日経平均株価や東証株価指数TOPIXに連動して投資信託の値段が動くのが特徴です。投資信託の値動きの理由がわかりやすく扱いやすく、また日本経済全体の動向に関心が持てるようになるので、投資するうちに経済センスも身に付くでしょう。

円高のうちに、外貨に投資しておくこともおすすめです。銀行でできる外貨預金や、証券会社でできる外貨MMFなどを検討してみては? 外貨預金は為替手数料が安い銀行を選びましょう。また、どの国の通貨にするかということですが、1つに絞る必要はなく、複数の通貨に預け分けてもいいのです。もっとも情報入手がしやすくわかりやすい米ドルをメインにして、豪ドルなど金利の高い通貨をプラスするというのがいいのではないかと思います。

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