優待は企業を知るきっかけになる!
近年は新NISA(少額投資非課税制度)の普及によって資産運用への関心が高まっています。一方で、「投資は難しそう」「損をしそうで不安」という声も少なくありません。実際、投資信託やETF(上場投資信託)といった商品は仕組みが複雑に感じられることもあり、最初の一歩を踏み出せない人もいます。

そんななか、株主優待は比較的分かりやすい制度です。一定数の株式を保有していると、企業から商品券やQUOカード、自社商品などが贈られます。実際に優待品が届くことで、「自分が株主になった」という実感を持ちやすいことも特徴です。
もちろん、株主優待だけを目的に投資するのは避けたいところです。株価は日々変動しますし、優待制度も将来にわたって継続される保証はありません。しかし、優待をきっかけに企業の事業内容や決算資料を見るようになったという個人投資家も少なくありません。
また、投資は必ずしも何十万円、何百万円という資金が必要なわけではありません。銘柄によっては比較的少額から投資できるケースもあります。最初から大きな利益を狙うのではなく、「企業を知る」「投資に慣れる」という目的で始めるのも1つの方法でしょう。
今回は7月権利銘柄のなかから、優待内容が分かりやすく、初心者にもなじみやすい3銘柄を紹介します。
丸善CHIホールディングス<3159>
丸善CHIホールディングス<3159>は、書店の丸善やジュンク堂書店などを展開しています。本好きの人であれば、一度は店舗を利用したことがあるでしょう。株主優待は、グループ店舗で利用できる商品券が中心です。実際に店舗で書籍や文房具を購入する際に利用できるため、優待内容が非常に分かりやすいことが特徴です。電子書籍の普及など環境変化はあるものの、リアル書店ならではの価値も見直されています。優待を楽しみながら企業の変化を見守ることができる点も魅力の1つです。
ティーライフ<3172>
ティーライフ<3172>は健康茶や健康食品、
GENDA<9166>
GENDA<9166>はアミューズメント施設やエンターテインメント関連事業を展開しています。ゲームセンター運営などで知られており、近年はM&Aを活用しながら北米市場などで事業規模を拡大しています。同社の優待は自社グループのサービスで利用できる「ポイント」ですので「実際にサービスを体験できる」という点に特徴があります(優待を得るためには継続して6カ月以上保有する必要があります)。エンターテインメント市場は景気や消費動向の影響を受けることがありますが、その一方で成長期待から注目されることもあります。
※株主優待に関する情報は、記事執筆時点のものになります。詳細につきましては、各社が発表している株主優待内容をご確認ください。
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