
「あの有名な投資家が買っているから安心」と思って買った株。でも、気づけば自分の口座は含み損だらけ……なんて経験はありませんか? 同じ株を買ったはずなのに、なぜ損をしてしまったのか。
ナスダッ子さんの著書『専業主婦、株式投資で4億円。』では、投資未経験からの成功までの道のりを解説しています。今回は本書から一部を抜粋し、失敗している人がやりがちな「形だけの模倣」について紹介します。
他人の投資をマネすることがなぜ無意味なのか。本記事にてお伝えいたします。
失敗する人がしていること
多くの人は「形だけのマネ」をしてしまいがちです。銘柄、タイミング、今日が買いか明日が買いか……と、目に見えるわかりやすい情報を追いかける。でも大事なのは、その発信者の背景やタイプなのです。そこが自分に似ていないのに、部分的にマネをしても無意味なのです。
それに気づかず有名アナリストを何人も追い続けて、「すごく勉強している」と思い込んでいる人がいます。片っ端から有名なプロのアナリストのSNSを朝から夜までずっと見ていても、その人がそのやり方を選んだ根拠や背景をわかっていなければ、多種多様な投資情報に振り回されるだけです。
再生数を稼ぐために過激なことを言ったり、再生数狙いの表現をしたりしている人は大勢います。銘柄を次々と紹介するインフルエンサーは要注意です。
フォロワー獲得のために煽るインフルエンサー
頻繁に「今売ったほうがいい、ほら、下がるぞ。ほうら下がった!」と騒ぐ人々。彼らはフォロワーを増やすためにわざと煽っていると考えられます。
もしかしたらそんな彼らこそ、しっかり資産の9割ぐらいはインデックスに入れているかもしれない。ただ言っていることは、そういう煽りばかり。彼らのその言葉がSNS上で目立ってしまうので、世の中の投資家のイメージが「一発あてに行く」みたいな印象になってしまっていますね。
だから「下がったときに逃げていないと大損するんだぞ」という勘違いの常識が世の中にはびこってしまうんです(この下げは長期では回復します)。
30年とか大きなスパンで見て儲けましょう、という視点で話をする人が少ないのが本当に残念です。少なくとも私の著書の中ではそれを言い続け、一人でも多くの人に実感してほしいものです。
Advice>>「今売ったほうがいい」と煽る人の声ほど信じるべからず
著者:ナスダッ子(専業投資家)
60代主婦。約30年間の専業主婦生活から夫のリタイアを機に専業投資家に転向。「ナスダッ子」は、SNS発信のためにつけた名前。個別株に特化して約4億円の資産を運用中。長期投資は対面証券を、短期投資はネット証券を利用。株式投資で得た資金をもとに、10代のころからの夢だった青山でファッションビジネス「青山グラデーション」を起業。






