
「投資の本を読んでも、難しい専門用語ばかりで頭に入ってこない」「金融リテラシーに自信がない」といった悩みを抱えている方は多いでしょう。
ナスダッ子さんの著書『専業主婦、株式投資で4億円。』では、投資未経験からの成功までの道のりを解説しています。今回は本書から一部を抜粋し、知識よりも先に知っておくべき、自分にぴったりな投資法の見つけ方を紹介します。
「他人の成功法則」を真似するのをやめて、まずは「自分の取扱説明書」を作ってみませんか。
投資は「自分を理解する世界」
私がどういうやり方で成功できたのかをお話ししますね。ただ、これがすごく大事なことなのですが、どんなに良いやり方であっても、それが自分の性分に合っていなければ長くは続かず、あまりいい結果にはならないので、そこだけは最初に理解してください。
投資って、テクニックの世界に見えて、実は「自分を理解する世界」でもあるんです。やり方はひと通りではなく無数にあって、各自が自分にとって再現性のあるやり方をひとつ見つければよいのが個人投資家の強みだと思います。
自分の性分にあった投資法が長続きのコツ
やはり、結果がついてこなければ気持ちも後ろ向きになり、続けようという気持ちになれず、「私は株に向いてないのかも」「ほら、やっぱり株ってキケンなのでは」といったネガティブな視点から脱却できず、そのまま退場してしまいがちです。
あなたにあったやり方を見つけていれば、結果は大きく違っていたかもしれません。もったいない限りです。
私の経験では、大きく利益を上げたかったら焦って売らずに、良い銘柄を長く持つ。タイミングを狙うのではなく、時間をかけて投資し続ける。
これこそ大失敗せず、結果的に多くの人が成功しやすい方法だと思います。とはいえ、これは「言うは易く行うは難し」で、私も多くの相談者から「わかっていてもずっと持っているのは難しい。すぐに利確してしまう」と言われます。メディアを見れば「危ない!今スグ売りなさい」みたいな文字が目立ちますからね。
「安定の我流」こそ強み
また、過去のチャートを見ながら考えると、高値で売って、底値で買い戻してが毎回正確にできたら、ただずっと保有しているよりさらに増えるじゃないか、自分もそれを目指そうと思ってしまう気持ちはわかります。私もそうでした。
でもあるときふと、少額だからとまったくトレードをせずに放置していた子どもたちの口座のほうが、率として増えていたことに気づいたのです。問題は、額が増えてもボラティリティを受け入れようとしたときに、メンタルの強さが試されるということでしょう。
長期保有よりもっと大きな結果を生み出したい! 下落に付き合うのは絶対に嫌!
というのであれば、あなたの性格にマッチするやり方を探して、それで突き進むのも良いでしょう。いろいろな挫折を乗り越えてたどり着いた「安定の我流」こそ強みになります。それは“才能”というより、“自分が続けられる形に仕上げた人の勝ち方”です。
Advice>>安定した銘柄を選んで長く持つところから始めよう
著者:ナスダッ子(専業投資家)
60代主婦。約30年間の専業主婦生活から夫のリタイアを機に専業投資家に転向。「ナスダッ子」は、SNS発信のためにつけた名前。個別株に特化して約4億円の資産を運用中。長期投資は対面証券を、短期投資はネット証券を利用。株式投資で得た資金をもとに、10代のころからの夢だった青山でファッションビジネス「青山グラデーション」を起業。






