資産運用

AI社会を支える!9月権利で注目したいデジタルインフラ関連の高配当株・3選

生成AIの普及によって、半導体メーカーだけでなく、その基盤を支える企業にも注目が集まっています。AIを動かすには通信網やシステム開発などのインフラが欠かせません。今回は9月に配当権利を迎える高配当株の中から、AI時代を支える3銘柄を紹介します。※サムネイル画像:PIXTA

田代 昌之

田代 昌之

資産運用・ビットコイン ガイド

1979年生まれ、中央大学文学部卒業。新光証券(現みずほ証券)やシティバンク、投資助言会社などでアナリスト業務やコンプライアンス業務を経験したのち、暗号資産交換業者や証券会社の取締役に従事。2026年よりIRコンサルティングを手掛けるU's企画に参画。

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AIを支える企業にも投資のチャンスがある

生成AIというと、半導体メーカーやAIサービスを提供する企業が注目されがちですが、AIはそれだけでは動きません。大量のデータを処理するデータセンターや高速通信網、企業のシステム開発など、多くの企業が関わることで初めてサービスとして成り立っています。

AIを支える企業にも投資のチャンス(画像:PIXTA)
AIを支える企業にも投資のチャンス(画像:PIXTA)

こうした企業は、AI関連株として派手な値動きを見せることは少ないかもしれません。一方で、長年にわたって企業向けサービスを提供し、安定した利益を積み重ねています。その結果、株主還元にも積極的な企業が多く、高配当株として注目されるケースもあります。

AI市場の拡大が続けば、システム開発や通信インフラへの投資も増えていく可能性があります。AIそのものを開発する企業だけでなく、「AIを支える企業」という視点で銘柄を探してみると、これまでとは違った投資先が見えてくるでしょう。

今回は、通信インフラ、システム開発、ITソリューションという異なる分野から、9月に配当権利を迎える3銘柄を紹介します。

NCD<4783>

NCD<4783>は、システム開発やシステム運用を手掛けるITサービス会社です。金融機関や官公庁、一般企業向けにシステム開発を行うほか、システムの保守・運用も重要な収益源となっています。

AIを導入する企業が増えると、その基盤となるシステムの開発や運用を担う企業の役割も大きくなります。同社は新しいシステムを開発するだけでなく、長期間にわたって運用を支える案件も多く、安定した収益を積み上げていることが特徴です。

知名度は決して高くありませんが、高配当株として個人投資家から注目されることも増えています。AI関連という新しいテーマと、安定した株主還元の両方に期待したい人に向いている銘柄です。

アルゴグラフィックス<7595>

アルゴグラフィックス<7595>は、製造業向けの設計・開発ソフトウェアやITシステムの導入支援を手掛ける企業で、自動車や電機メーカーなど、多くの製造業が顧客となっています。

近年はDXやAI活用が進み、製造現場でも設計データや生産データを活用する動きが広がっています。同社はこうした企業のIT投資を支える存在として事業を拡大してきました。

景気の影響を受ける場面はあるものの、長年にわたって安定した利益を積み上げ、株主還元にも積極的です。AIやDXというテーマを長い目で見ながら、高配当株として保有を考えたい企業の1つです。

ソフトバンク<9434>

ソフトバンク<9434>は通信事業を中核としながら、法人向けDX支援やデータセンター、生成AI関連サービスへの投資を積極的に進めています。

AIの利用が広がるほど、データ通信量は増え、通信インフラの重要性も高まります。同社は全国規模の通信ネットワークを持つだけでなく、法人向けのクラウドやAIソリューションにも力を入れており、AI時代を支える企業の1社といえるでしょう。

株主還元にも積極的で、高配当株として高い人気があります。AIという成長テーマに関心を持ちながら、安定した配当収入も期待したい人にとって、有力な選択肢の1つです。

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