資産運用

景気に左右されにくい投資先は?利回り5%超の物流REIT&インフラファンド3選!

近年、物流施設やインフラ資産へ投資するREITに注目が集まっています。ネット通販の普及や再生可能エネルギーへの関心の高まりを背景にこうした資産の重要性が増しています。今回は物流・インフラ関連銘柄を取り上げながら、その特徴について見ていきます。※サムネイル画像:PIXTA

田代 昌之

田代 昌之

資産運用・ビットコイン ガイド

1979年生まれ、中央大学文学部卒業。新光証券(現みずほ証券)やシティバンク、投資助言会社などでアナリスト業務やコンプライアンス業務を経験したのち、暗号資産交換業者や証券会社の取締役に従事。2026年よりIRコンサルティングを手掛けるU's企画に参画。

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「何に投資しているか」でREITの見え方は変わる

REIT(不動産投資信託)を選ぶ際、多くの人は利回りに目を向けます。もちろん利回りは重要なポイントですが、それと同じくらい大切なのが「どのような不動産から収益を得ているのか」という視点です。

物流・インフラ系で注目のREIT(画像:PIXTA)
物流・インフラ系で注目のREIT(画像:PIXTA)

例えばオフィスREITは企業業績や景気の影響を受けやすく、ホテルREITは観光需要に左右されます。一方で物流施設はネット通販市場の拡大という追い風があり、インフラ資産は社会を支える設備として機能しています。

物流施設と聞いても、普段の生活で意識する機会は少ないかもしれません。しかし、ネット通販で注文した商品が翌日に届くのも、大型物流施設が機能しているからです。企業にとって物流網は競争力を左右する重要なインフラになっています。

また、再生可能エネルギー関連設備も電力供給を支える重要な存在です。REITを見るときは利回りだけではなく、「どんな資産が収益を生み出しているのか」を知ることで見方も変わってきます。

今回は物流・インフラという切り口から3銘柄を紹介します。利回りは2026年6月5日時点。

GLP投資法人<3281>/利回り5.06%

GLP投資法人<3281>は、国内最大級の物流施設REITです。全国の主要物流拠点に大型施設を保有しており、多くの企業の物流網を支えています。

近年はネット通販市場の拡大によって物流施設の需要が高い水準で推移しています。物流施設は比較的長期契約が多いこともあり、安定した賃料収入が期待される点も特徴です。

私たちが普段利用するECサービスの成長を背景に、物流という社会インフラへ投資できる銘柄として知られています。オフィスや商業施設とは異なる成長ストーリーを持つREITといえるでしょう。

ラサールロジポート投資法人<3466>/利回り5.67%

ラサールロジポート投資法人<3466>は、物流施設に特化したREITです。スポンサーは世界的な不動産投資会社として知られるラサールグループです。

物流施設は立地や設備が重要であり、一度入居した企業が簡単に移転しにくいという特徴があります。そのため比較的安定した稼働率が期待されることがあります。

物流需要は景気だけでなく、企業の物流網の見直しなどにも左右されます。ネット通販市場の拡大や物流効率化の流れを背景に、長期的な成長を期待する投資家からも注目されています。

エネクス・インフラ投資法人<9286>/利回り7.44%

エネクス・インフラ投資法人<9286>は、太陽光発電設備を中心に運用するインフラファンドです。厳密にはREITではありませんが、分配金投資の対象として比較されることがあります。

一般的なREITがオフィスや商業施設から賃料収入を得るのに対し、同投資法人は発電設備から収益を得ています。そのため、通常の不動産市況とは異なる要因で業績が動くことがあります。

近年は脱炭素や再生可能エネルギーへの関心が高まっています。社会インフラというテーマに投資できる点は、他のREITにはない特徴といえるでしょう。

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