相手が望む心理的距離を把握する
もしあなたが相手との心理的距離を短く設定し親密になりたいと思っても、付き合いは相手があってのこと。そこで、相手がどんな付き合いを望んでいるのか把握する必要が生まれてきます。不動産屋からの近隣情報や引越し挨拶のときの相手の様子などから、相手がどんな距離感で付き合いたいと思っているのかを推察してみます。
挨拶に行っても居留守を使われたり、ほとんど口をきいてもらえないならば近所付き合いはしたくないと言っているようなもの。逆に「何かお困りのことがありましたら、おっしゃってくださいね」と肯定的な言葉をいただいたのであれば、相談にのってもらえるほどの付き合いはできそうです。
【佐藤先生からのアドバイス】
近隣の人が挨拶もしないし無関心をよそおっているから、少々迷惑をかけても何も言われないだろう、ということはありません。表面に表さなくても心の中でよく思っていないということもあります。ある日、突然怒りが爆発しないとも限りません。