荒野と海、リゾートの北部

サボテンが群生するバハ・カリフォルニアの荒野(Photo by Carlos Varela)

サボテンが群生するバハ・カリフォルニアの荒野(Photo by Carlos Varela)

メキシコ北部には太平洋に面し、半島としては世界最大の面積を誇るバハ・カリフォルニア半島があります。その広大な土地を活かして開催される世界最長のオフロード国際大会が「BAJA(バハ)1000」。おかげで、バイク好きのメッカとしても有名になりました。海岸やサボテンが群生する赤茶色の荒野と空の青のコントラストが続く、西部劇さながらの光景を舞台に繰り広げられる大会の様子は、ドキュメンタリー映画『Dust to Glory』(2006年)にもされているほど。

そんな砂漠のなかに突如現れるオアシスのようなリゾート、南バハ・カリフォルニア州のロスカボスはバハ・カリフォルニア半島の最南端に位置し、カンクンと並ぶメキシコを代表する高級リゾート地。ここではマリンスポーツやホエールウオッチングなども楽しめます。

肉料理中心のメキシコで、おいしい魚介料理が食べられる場所は意外と少ないのですが、北部の太平洋沿いでは、新鮮なシーフードが食べられるのも魅力。とくにバハ・カリフォルニア州のエンセナーダ市には、メキシコの代表的な漁港があり、ロブスターの産地として有名。港に隣接した市場の食堂では、水揚げされたばかりのシーフードを好みの調理法で食べられます。寿司レストランがたくさんあるのにもビックリさせられますが、これは近年この地域で獲られるマグロの多くが日本へ輸出されるようになり、以前は見向きもしなかった地元の人も食べるようになったから。

そのほか、北西部のチワワ州と太平洋間を横断するチワワ太平洋鉄道は、メキシコ北部特有の大渓谷や、荒野、そして海まで至るパノラマを車窓から眺められるので、人気があります。
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