パン作りが楽しくなる道具

基本の七つ道具以外にも、パン作りが楽しくなる道具はたくさんあります。特に型があると、初心者でもきれいに焼き上げられたり、同じ生地でも趣向を変えることができて、パン作りのワクワク度がアップします。

いろいろな型

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型は、パン用だけでなく、ケーキ用など、いろいろ使ってみましょう。

珍しい型を見ると、つい買ってしまいます。同じ生地でも、型に入れて焼くと、直焼きするときとは違う食感のクラスト&クラムになるのがおもしろいものです。例えば、「マフィン型」。ブリオッシュを焼くときにも使いますし、中に具をつめた生地も、この型を使えばきれいな丸い形に焼き上げられます。

円錐形の「コルネ型」は、細長い生地を巻いて焼きます。イングリッシュマフィンは「リング状の型」で。きれいな円形のパンが焼けると、ちょっとプロになった気分です。

はやりの小さい「キューブ型」も、合羽橋道具街で見つけたとき、迷わず買いました。そして、「ミニパウンド型」も重宝します。この型も魔法の威力があり、初心者でも人にプレゼントできるようなパンになります。

この他、釜めしの入っていた器も愛用しています。主に庭の薪窯でパンを焼くときに使うのですが、石の遠赤外線効果なのか、しっとりやわらかいパンができるのです。

IKEAのデスクパッド
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インテリアショップや100円均一ショップなどでも、パン作りの道具を発見!

IKEAで見つけた便利ものが、「デスクパッド(45cm×65cm)」! こね台がなくても、テーブルや机にこのパッドを敷けば、パン作りスペースができます。

カラフル小道具
「シリコンの刷毛」は、パンを焼く直前に卵を塗るときなどに使います。従来の刷毛と違って、毛が抜ける心配がありません。

材料や生地を残さず、きれいにぬぐいとるのに便利な小さな「ゴムベラ」。そして、生地にクープ(切れ目)を入れる「ぺティナイフ」。機能的にも頼れる3つですが、最近はカラフルなものが出ているので、好きな色を合わせたりすると、パン作りがより楽しくなります。

プラスチック容器
100円均一店などで「米びつ」とか「パン保存容器」として売っている、大きめ(2リットル容量くらい)の密閉蓋ではない容器です。パン作りは時間がかかる→忙しい私にはムリ! という人にもムリなくパン作りができる、冷蔵発酵に使います。

例えば、帰宅してからパンをこねたものの、焼くまでの気力は残っていない……というときに、生地を容器に入れて、少し発酵させてから冷蔵庫に入れておき、翌日、焼き上げまで行います。1.8~2リットルの容量なら、小麦粉が500gまで入る生地を入れておけます。冷蔵庫で長時間発酵させるときは、イースト量を半分くらいに減らします。

ガイドからのワンポイントアドバイス

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身近な容器に材料を入れ、計量しておけば、計量が面倒なときには、手抜きもできる!

私の周りには、「計量が面倒くさいからケーキやパン作りに手が出ない」という人が結構います。

実際、どんなお菓子作りの本を見ても、仕事でお会いするパティシエに聞いても、「お菓子作りは正確な計量が大切!」というのが一般的なルール。ですが、パン作りはもう少しざっくばらんでもいいかな、と私は思っています。

アメリカのレシピ本では、計量はすべてカップと大さじ、小さじです。それでも、まずまずのパンができるのです。ですから、身近な食器や容器に、一度、小麦粉など主な材料を入れてみて計量し、「よし、このマグカップにすりきり一杯がだいたい100gね」という目安を覚えておいて、面倒な計量をスキップしてもいいかもしれません。

ちなみに、インスタントドライイーストと上白糖は「小さじ1=3g」、塩は「小さじ1=5g」、ベーキングパウダーは「小さじ1=4g」を目安にしています。
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※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。