家の汚れを本格的に落としたいと考えるなら、寒くて忙しい年末の大掃除ほど非合理的なものはありません。ただ、1年のしめくくりとして、家族で家をきれいにするのは、とても素敵なことですよね。年末の大掃除はそんな家族のイベントととらえて、頑張りすぎずに子どもと楽しむ知恵を持ちたいもの。

今回は、そんな「子どもと楽しむ」視点で、大掃除を捉え直してみました。冬休みの1日、楽しみながら家族で家もきれいにしちゃいましょう! キーワードは「チーム」「道具」「ごほうび」です。

パーツを任せないで、チームを作る

大そうじは冬にしない!

冬に汚れ落としをするのは非合理的。大掃除は家族の楽しいイベントにしてしまいましょう

大掃除のお手伝いでありがちなのが、「お兄ちゃんは窓拭き」「お父さんはベランダ掃除」など、場所別に家族に掃除を割り振る方法です。一見合理的に見えるこの方法、実はこんな落とし穴があるのです。

  • 作業の終了がばらばらになり、結局は最後に大人だけが掃除をし続ける……という状態になって、子どもは飽きてしまう
  • 任せた場所の仕上がりに満足できない場合、後で大人が掃除をして二度手間になる
  • 子どもがある程度大きければ戦力になるが、小さな子どもがいる場合は思い通りに掃除ができずにストレスが溜まる

特に3のように小さな子どもがいる場合は、大掃除用に強い洗剤が持ち込まれることで、安全上の心配も増えてしまいますよね。冬は汚れも落ちにくくなっています。本格的な汚れ落としは春や秋など、季節のよい時期にまとめて行うことにして、年末の掃除は「家族で家に感謝する」ためのイベントとして捉えましょう。

コツはチームを作ることです。小さな子どもも、チームの一員として動くことで、遊びの延長上で楽しむことができますよ。たとえばこんな風に。

■大掃除チーム
  • お父さんが大きな家具を動かしながら、隅の埃をほうきでかき出す
  • 妹がハタキでほこりを落として歩く
  • お兄ちゃんが掃除機をかける
  • お母さんが最後に、家具などの汚れをぞうきんで落としながら、家具を元に戻す
あらかじめ、チームで回る部屋の順番を決めておきましょう。時間制限をつけて、時間内に終わるようにゲーム感覚にするのも手。音楽をかけながらなど、楽しく済ませてしまいましょう。

また、兄弟が多い家なら、こんなゲーム感覚の掃除も楽しいですよ。

■ぞうきんがけレース
  • 捨ててもよいぼろ布のぞうきんを何枚も用意する
  • まとめて濡らして、脱水機で絞る
  • 家中にこのぼろ布をまく
  • 時間を決めて、よーいドン! でぞうきんを集めながら家の床を拭く
  • たくさんぞうきんを汚して、集めて帰ってきた人が勝ち!
「掃除は大変なものではなくて、楽しいものだ!」という記憶を、ぜひ子どもたちに残してあげてくださいね。

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