携帯ゲーム機の操作性を大きく変えるジャイロ
3DSの画面を通してゲームの世界を覗く感覚は、臨場感をより盛り上げてくれそうです。
これを使うと、例えば、ゲーム本体を動きとゲームの視点移動を連動させることができます。まるで画面がゲームの世界を覗く窓のようになって、自由自在に好きな場所を簡単に覗くことができます。FPSのようなシューティングゲームで、照準を簡単にあわせられたり、ラブプラスシリーズやアイドルマスターシリーズのようなゲームで、まるで実際目の前にいるかのように本体を動かしてキャラクターを眺める、なんて遊び方もできるかもしれません。
視点移動に使うボタンがなくなれば、それだけで多くのゲーム操作がスリムになって遊びやすくなる、というようなことも考えられます。また、Wiiリモコンでできたような傾けることで出来る遊びというのも、たくさん登場するでしょう。
携帯ゲーム機の操作性を大きく変えていく加速度センサーとジャイロ、これが2つ目です。
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3DSを開くたび新しいことが起こる通信機能
3DSはスリープしている間にも、楽しいことを受信してくれます。
最後、ゲームを変える3つ目の機能は通信機能です。3DSでは通信機能が大幅に強化されました。今までゲームを起動して、ゲーム中にすれちがい通信のモードにしなくては使えなかったすれちがい通信が、本体の機能になり、ゲームを3DSに挿していない時でも、また、他のゲームを遊んでいる時にも、あるいは複数のゲームを同時に、すれちがい通信をすることができるようになります。
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また、いつの間に通信、という機能も新しく加わります。これは3DSがスリープ状態にあるDSがニンテンドーゾーンなどのWi-Fiアクセスポイントの近くに行くと、勝手に接続してゲームのデータなどをダウンロードしてくれる、という機能です。例えば、ランキングデータの更新だとか、マリオカートのゴーストだとか、新作ゲーム情報だとか、そういうものが、まさにいつの間にか、3DSにダウンロードされているというような機能です。
すれちがい通信やいつの間に通信によって、あらゆる場面で勝手に通信が起こり、ユーザーは次に3DSを開く時には、新しい何かがそこにある、これが3DSがゲームを変えていく3つ目です。
3DSの3D以外の機能がゲームを変えていきそうだというお話をしてきましたが、3DSはやっぱり、3Dを最大限にアピールして最初は売られていくでしょう、そしてジワジワと他の機能が効いてくる、そんな展開になるんじゃないかと思われます。これは、DSの時にも同じようなことが起きていたんです。