そこで次に次にオススメするのが西麻布のミューズである。なんといってもここの良さは“アーティスティック”であるということ。音に酔いたければ音に酔うこともできる。ダーツやビリヤード、カラオケも施設内にある。
最初からデートに来ても良いほどだ。アットホームだが田舎臭さはない。さらには外国人の客も多いので“自然体の雰囲気”。さらにはソファーが22時台にはまだ空いているという点だ。テーブルチャージがかからない。他のクラブでVIPで数時間遊んだら十数万円かかって驚いたことがあるが、ここではそんな心配はない。
さて声掛け、リハビリの最初のステップ。それは音に酔い、カラダを揺らし、その空間と一体化して世遊びを楽しむということ。もちろん男仲間達との楽しいバカ話も楽しもう。女性を見習って年のことなんて忘れることだ。30代40代でもナンパされている若さあふれる美しい女性はたくさんいる。とにかく酒を持って同数のグループに声をかける。そして妥協せずに相手を選ぶ。(次のページに続く)
まくしたてトークはNG!にじり寄りもNG!
ここで大切なことを1つ。それは「おもろいトーク」をしようと思ってまくしたてないことだ。まくしたてはもっと相手が乗ってきたらでいい。最初はグッと距離を詰め、普通に話しかけば良い。またここでやってはいけないアクションがある。それは「にじり寄る」というアクション。この優柔不断アクションは、女性からすれば単に気持ち悪いだけらしい。 あとは楽しく会話をして、ひと段落したら「今度鍋会しようよ」とか「飲み会しようよ」と“みんな遊びに誘う”のが良い。健全に、そしてなごやかに、コミュニティ活動に結び付けてゆけばいい。 自慢話はやめよう。会社、学歴、車、家…、クラブでそういう人を見かけるが、見ていて痛い。女性は寒さに凍え苦笑いしている。
さて、声をかけても無視されたら?
連絡先などを交換できなかったら?
そんなことで落ち込む必要はない。このリハビリはどこまで行っても単なる気晴らしだ。そしてレジャーである。楽しければそれでいいのだ。しかもそんながっつかなくてもつながるときはつながる。それほど好みではないない女子集団相手にがっついて、フェードアウトされたときの“苦痛”の方がよっぽど大きい。 自然体で、ワガママにその時間を楽しめば良い。最終的に男だけになっておもしろおかしくラーメンを食べ、次なる遊びの話や、さっきの女子の話をして雑魚寝するのでも十分楽しい。 たくさん笑って、すこしナンパでドキドキして、ちょっとカッコつけて――普段使っていない“狩猟本能”を楽しみながらリハビリできたらそれで十分なのだ。 まずは心の底から楽しむこと。そうすればまた“夜遊びしたい”と思えるようになる。それが新しい恋との出会いに繋がる。
さあ、どうだろう?仕事漬けでフリーズしたノウミソと顔面の筋肉をほぐしに街に出てみてはどうだろうか?夜遊びリハビリを通じて、ゆるぎない男同士の友情をお腹一杯に楽しんで欲しい。そしてついでに“出会いのチャンス”も見つけてほしい。きっと忘れていた元気を取り戻せるはずだ。