部屋探し・家賃/部屋探しの流れ

住み替えタイミングで、二重家賃を減らすには?(3ページ目)

賃貸住宅から賃貸住宅へ引っ越しをするとき、新居と旧居の家賃を、二重に支払わなければならないケースがあります。できるだけ支出を抑えるためには、住み替えタイミングを考えてみましょう。

加藤 哲哉

執筆者:加藤 哲哉

賃貸・部屋探しガイド

3:現在空室の部屋を借りる場合は、いちばん二重家賃が必要


いつでも入居OKの、現在空室の物件を借りるときには、二重家賃がいちばん必要になります。申込みをしてから入居審査をしてOKになれば基本的にはすぐに契約しなければなりません。退去予告が1ヵ月の物件ならば、二重家賃を払うのは2~3週間程度。退去予告が2ヵ月の物件ならば、6~7週間は二重家賃を支払う覚悟が必要です。

二重家賃3

即入居できる物件なら、契約後すぐに家賃支払いが発生する

でも、二重家賃を抑える方法がないわけではありません。リスクがあるのであまりおススメできませんが、「先に退去することを連絡しておく」という方法。

「○月○日に退去します」とあらかじめ伝えておき、その日に向けて部屋探しをすればいいのですが、万が一新居が見つからなかった場合には、自分の荷物とともに路頭に迷ってしまうことにもなりかねません。焦った部屋探しではうまくいかないこともありますので、二重家賃の支払いを気にしすぎて失敗しないようにしましょう。

申込み時に、賃料発生日の交渉をしてみる

通常、部屋が空いていれば、契約日から賃料発生します。とはいえ、そこは人と人とが関わり合って契約するものですから、引っ越し日を賃料発生日にしてもらえないか、申込時にお願いしてみてもいいかもしれません。

ダメでもともと、という気持ちで正直に不動産会社の担当者に、「二重家賃ができるだけかからないように契約したい。大家さんに相談してもらないでしょうか」と話してみると、もしかしたら対応してもらえるかも。入居までの日数が長かったり、オンシーズンだと断られることも多いことは覚悟して。

さらに裏技!初期費用を抑える物件をねらえ!

ただでさえ新居の初期費用が必要なのに、旧居の家賃まで支払うのは金銭的に苦しいもの。そこで、新居の初期費用を抑える物件を狙ってみる手もあります。詳しくはこちら
フリーレント物件は増加している!
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