お浸しにおすすめのお野菜
ほうれん草は、βカロテン、ビタミンC、鉄分など、栄養が豊富です
次におすすめなのは小松菜。カルシウムや鉄分がとても豊富です。そして、意外なところでは、チンゲンサイも向いています。チンゲンサイというと中華のイメージが強く、炒める野菜と思いがちですが、お浸しにするとその独特の甘みが楽しめて、おいしいです。
さらに、春菊もおすすめです。春菊特有の香りは、イライラをやわらげる効果が期待されています。忙しいときはどうしてもカリカリしてしまいがち。春菊の香りでリラックスできたら、体にも心にも良いということで、一石二鳥ですよね。また変わったところでは、わさび菜、つる菜、水菜なども、おいしいですよ。
いつものおかずをローカロリー食材でアレンジ!
和食の定番、肉じゃがにひと工夫
しかし、肉やじゃがいもといった高カロリーの食材が入っているので、体重を気にしている人には、やや難ありのメニューかもしれません。そんなときには、鶏ひき肉と里芋の肉じゃががおすすめです。
例えば、100gで比較した場合、牛バラ肉は454kcal、豚バラ肉は434kcalで、これを鶏ひき肉にすると166kcalになります。さらに、じゃがいもは76kcal、里芋は58kcalなので、仮に1人分の肉じゃがに、肉100g、芋100gが入っていたとすると、牛バラ肉を鶏ひき肉に、じゃがいもを里芋に代えるだけで、306kcalも減らすことができます。
さらに、里芋にはむくみや高血圧の予防が期待できるカリウムが豊富に含まれていて、ダイエットにはおすすめの野菜です。食感も、ねっとり感が出ておいしいですよ!
次に、大人も子どもも大好きで、お祝いや人が集まったときに作りたくなるメニュー、といえば餃子ですよね。でも、ついつい食べ過ぎてしまうので、カロリーが気になるところです。
そんな餃子には、きのこを入れるのがおすすめです。例えば、餃子の皮20枚分の場合、豚ひき肉約150gを使います。豚ひき肉は150gで、332kcal。肉のかさに相当する分量のきのこを使っても、30kcal前後になります。これなら、かなりのカロリーカットができますね。さらに、きのこの食感はとても良く、食べごたえもあり、おいしさも十分です。お肉がなくても、思った以上に満足できる、餃子に仕上がりますよ!
最後に
できる範囲で少しずつ取り入れてみませんか?
まずは無理せず、今までの食事を続けながら、一食だけ工夫してみる、ひと皿だけ変えてみる、1週間に1日だけ心がけてみる、そんなところから始めてみてはいかがでしょうか? できるところから少しずつ続けてみることで、自分にあったダイエットのスタイルが見つかりますよ!