車椅子でも使いやすい洗面化粧台(2ページ目)

洗面ボウルや水栓金具にも配慮したい

洗面ボウルの位置や形状に配慮されているものも多く、座った位置で手が届くようにボウルが手前に出ているタイプ、ひじ置きスペースを確保している商品もあります。肘からの水だれが気にならないような幅のあるボウルの商品も。

また、水栓金具は、片手でお湯の温度や量を調整しやすいシングルレバーが多く、長めのレバーを設けたタイプもあります。吐水口が引き出せるシャワータイプも使い勝手がいいですし、自動水栓を選ぶという方法もあるでしょう。その他、水栓を奥だけでなく横に設けることができるタイプもみられます。

鏡の使い勝手も気になるところ。座った姿勢でも見やすい大きな鏡、手前に引きよせて使える鏡などを用意している商品がみられます。メガネや化粧道具など小物を一時置くことができるスペースが確保されているタイプは使いやすいでしょう。もちろん、掃除のしやすさやお手入れのしやすさも配慮したいポイントです。


これら機能性ももちろん重要ですが、住まいの設備は空間の中での心地よさにも気を配りたいもの。プランによっては、清潔感のあるすっきりとしたデザインだけでなく、家具のような落ち着きのあるスタイルの洗面化粧台を選んでもいいのではないでしょうか。

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