毎日の洗面や身だしなみで使用する洗面化粧台。さまざまなデザインや機能の商品が出ていますが、高齢の方や身体が不自由な方にとっては、使いにくい場合もあるようです。

これからは、高齢の方だけの家庭も増えてくるでしょうし、家族が在宅でケアをするということもあるでしょう。住宅設備メーカーからは、そのようなご家庭で使いやすい洗面化粧台も提案されています。

そんなメーカーの商品には、どんな特徴があるのか、どんな工夫や配慮がなされているのかみていきましょう。

足元空間の広さと奥行

パナソニック電工

[アクアハート洗面 幅900ミリ オープンプラン] フルニースペース・床給排水仕様 248,430円(税抜236,600円) パナソニック電工

車椅子でも使いやすい洗面化粧台の大きな特徴は、足元の空間が広めに確保されていることが挙げられます。メーカーの商品でも、車椅子の前の部分がおさまるような、幅や奥行きをもったタイプが多くみられますし、使い勝手に合わせて、ユニットの扉を外すことができる商品などがでています。

車椅子の足を置く部分があたらないように、排水口のパイプの位置や形状に工夫して空間を確保したタイプが多く、カウンター下がすっきりしているのが特徴でしょう。

また、膝の上にゆとりを持たせることのできるようにカウンターは、薄いタイプが多いようです。

カウンターの高さと使い勝手

INAX

[NEW ドゥケア・カウンター コンポタイプ・ハイグレード] 間口:1200ミリ 写真セットメーカー希望小売価格 414,000円(税込:434,700円~)*工事費別途 INAX

洗面カウンターの高さも重要です。750ミリのタイプが多いようですが、使い勝手はそれぞれなので、どの程度の高さがいいのか、実際に確認することを忘れずに。車椅子や椅子に座っていても使いやすい高さに昇降できる商品もでているので、家族構成によっては検討してみてもいいかもしれません。

また、カウンターの手前を握ることができ、引き寄せやすいような形状になってたり、バーが設けられているものも。車椅子での動きがしやすいような工夫です。その他、カウンターに身体を支えることができる手すりを設置できるタイプなどもあります。

次ページでは、洗面ボウルや水栓金具についてみていきます。