アクションアドベンチャー風味でシューティングも楽しめる名作
ヴァンキッシュは、ベヨネッタを開発したプラチナゲームズのTPS。海外メーカーが作った戦争ものなんかに比べれば、比較的日本人に遊びやすいプレイ感覚のゲームではあります。(イラスト 橋本モチチ)
というわけで、FPSやTPSというより、アクションアドベンチャーなんだけど、ゲームの至る所に銃撃戦があって、また、ゲームの進行も迷ったりしにくく遊びやすい、そんなゲームを選んでみました。ソニー・コンピュータエンタテインメントから発売されている、PlayStation3用ソフト、アンチャーテッド 黄金刀と消えた船団です。ちょっと古いタイトルですが、非常に完成度が高く今発売されているゲームと比べても全く見劣りはしませんし、ゲーム中の操作説明が親切で初心者でも安心して遊べます。
これは、インディージョーンズのような大冒険の世界を自らが主人公になって遊べるアクションアドベンチャーです。橋を渡ればそれは必ず崩れてギリギリで落そうになるも仲間が手をつかんでくれる、というようなアレが、そのままゲームとして楽しめます。もちろん、敵と戦うときは基本銃撃戦。それも、ジャングル、市街、列車、カーチェイスをしながらと、それこそハリウッド映画のようなシチュエーションが次々に用意されて、飽きさせません。インディージョーンズ的なお宝探しのストーリーも分かりやすく、最初に遊ぶゲームとしては入りやすいんじゃないかと思います。
最新ゲームを試してみたい……という人は、セガからXbox 360とPlayStation3で発売される、ヴァンキッシュの体験版がそれぞれXbox LiveやPlayStationStoreで配信されているので、こちらをダウンロードしてみるのもいいかもしれません。ゲーム自体は、初心者には難易度高めですが、かなり丁寧なチュートリアルと、照準が自動であうカジュアルオートというモードもついています。
ちなみに上記の2つは、FPS、TPSで分類すると、TPSに属します。初めて、という人にはプレイヤーキャラクターが画面に表示されるTPSの方が遊びやすいんじゃないかと思うのです。慣れたら、より没入感の味わえるFPSにも挑戦してみるといいでしょう。
ぜひ、FPSやTPSの面白さがよく分からないという方は、ご紹介したポイントを気をつけて遊んでみていただいて、さらに多くのゲームの世界を体験してもらえればと思います。
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