家事のアウトソーシングで時短

現代人にとって、時間は貴重な価値を持っています。やるべきことが増えて時間やゆとりがなくなってしまったとき、アウトソーシングを検討するのは、仕事でも、家庭でもとても大切なことです。

家事の分野では、「お金を使って外注に出す」ことに大きな抵抗を感じる人が多いと思いますが、家庭の管理職であるという視点を持てば、アウトソーシングはこれからの時代、必要不可欠な選択肢となっていくはずです。

あなたの時間には価値があります

あなたの時間には価値があることを知ろう

暮らしの仕事のアウトソーシングには大きく以下の方法があります。

• クリーニングやネットスーパー、生協などの食材宅配
• エアコンクリーニングや換気扇などの掃除の外注
• 掃除の定期便
• メイドサービス
• ベビーシッターや介護ヘルパー
• その他、シルバー人材センターや便利屋を利用した家事代行

あなたが仕事をして報酬を得ているのなら、まずは時給で自分の労働対価を計算してみましょう。あなたの1時間にどれだけの価値があるのかを知ることが、大切な第一歩です。

家庭の主婦であっても、その人の時間には労働対価が発生します。専業主婦の場合は厚生労働省が提示している賃金センサス（賃金構造基本統計調査）を基準に算出しましょう。これは、主婦が事故等で家事など本来の仕事ができなくなったときの、保険補償額を決める際に基準にされる労働対価です。

具体的な時給は下記のように求めます。
年収÷就業日数÷1日の労働時間＝時給
例）年収490万円、年間平均休日100日、1日の平均労働時間8時間
4,900,000÷（365日-100日）÷8時間＝約2311円
※年収は全体の生産性を考えるため、額面で計算