家庭菜園/野菜の選び方

夏から始める野菜

春から育てはじめた野菜がひと段落して、そろそろ次の作物計画を考える季節。夏から始められる野菜にはどんなものがあるのでしょうか?それぞれの作物の特徴や、コンパニオンプランツについても紹介しています。

小島 理恵

執筆者:小島 理恵

家庭菜園ガイド

ブロッコリーはキャベツの仲間?

ブロッコリー
ブロッコリーは蕾の部分が食用のアブラナ科の植物
キャベツの仲間のなかでも、家庭菜園でのおすすめはブロッコリーとカリフラワーです。そう、ブロッコリーもカリフラワーもキャベツも同じアブラナ科。キャベツは葉を食べますが、ブロッコリーやカリフラワーは、花の蕾と茎を食べているのですね。

アブラナ科の植物は、どれも基本的に春の初め頃に種をまいて育てる「春まき」という方法と、7月~8月に種をまく「夏まき」の2通りの方法があります。ただ、アブラナ科の作物はアオムシに大変好まれるので、春から夏にかけては防虫対策が大変。ということで、徐々に秋に向かっていく季節に育てる「夏まき」がおすすめです。ブロッコリーやカリフラワーは苗からはじめることも可能で、ポット苗は、8月下旬頃からホームセンターなどで手に入ります。

アブラナ科の植物は連作障害(参照:「家庭菜園のポイント」)が出ます。キャベツやブロッコリーだけでなく、ハクサイ・ダイコンなどもアブラナ科の植物なので、狭い畑で育てる際には注意が必要です。相性の良い作物にはナスがあり、夏までナスを育てていたスペースで育てると、ナスの残り肥料でブロッコリーが良く育つといわれています。

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