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迷子猫、脱走猫の探し方と防ぎ方(2ページ目)

どんなに注意していても絶対に逃げられない、ということはありません。もし猫が逃げてしまったら、迷子になった猫をどうやって探し、また見つかったときはどのように捕まえればよいでしょう。

岩田 麻美子

執筆者:岩田 麻美子

ネコガイド

 

猫を探すときに用意するもの

猫を探しに行くときは、猫が一番好きな猫缶やおやつ、キャリーバッグ、バスタオル、懐中電灯などを用意していきましょう。また猫を見かけなかったか、ご近所の方に聞くために猫の写真を数枚持参しておきましょう。

猫を探す時間帯

猫は夕方から深夜にかけて一番活発に活動します。早朝によく動く猫もいます。家で飼われているときと同じ時間帯にご飯を求めて出てくる猫もいますので、日頃のご飯時間を中心に、夕方から夜にかけても探してみましょう、陽が落ちて薄暗くなって人通りが少なくなると、猫は少し安心して暗がりから出てくることが多いし、猫にエサをやっている人たちもこの時間帯から動き始めます。猫を探して歩いていると、様々な猫のボランティア活動をしている人に出会うかもしれません。もし会うことができれば、自分がこんな猫を探していること、また猫がたくさん集まる場所と時間帯を聞いてみましょう。

新人の猫はいきなり猫の集会場所に参加することはできませんが、ご飯があることがわかると、その付近から離れなくなる可能性が高いです。ただ、その付近のボス猫に追われると、どんどん遠くに離れていってしまう可能性もあります。

姿を見かけても捕まえられないとき

猫の姿は見かけたけれど、どうしても捕まえることができない場合は、動物病院や保健所、猫のボランティアに猫の捕獲器を借りられないか相談してみましょう。猫がいることを確認して、捕獲器の中にエサを入れセットしますが、他の猫が入るかも知れないので、捕獲器が見える場所で待機し、逃げた猫が入るまで持久戦になります。また、猫を見かけた付近には、猫が自宅で使っている猫砂をまいておきましょう。自分のニオイが確認できる物があると、猫はその近くを離れないことが多いからです。もし猫がいる場所が自宅まで近い場合は、猫砂を自宅まで少しずつこぼしながら道を教えると効果があるかも知れません。

 

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