ひびとみどりの萩ガラス展・展示会の様子

萩ガラス展示風景

箸置きから大皿まで、ラインナップも豊富。

展示会場には萩ガラスがずらりと並びました。 一同にお披露目するのは今回が初めてとのこと。 実際に手に取ってみると、繊細な表情を持ちながらも安心感のあるつくりで 実用的な器です。耐熱なので、気兼ねなく熱いものを入れられるのも嬉しい。 全体的に価格も手頃で、いくつかそろえて組み合わせを考えながら使うのも楽しいと思います。 ほんわりと柔らかく自然な緑色は、目に優しく料理を引き立て、 水を入れただけでも美味しそうに見えます。 明治・大正時代のハイカラな雰囲気も感じられ、 和洋の入り混じった当時の面影があるせいか、和食でも洋食でも 大らかに受け入れてくれそうな器です。

みどりの萩ガラス
左端はもともと香水瓶。ドレッシングやオイル用に買われる方も多かったよう。


”みどり”のシリーズに続いて、下の写真は”ひび”のシリーズ。線香花火のように繊細で儚いひびに独特の雰囲気があり、 いつまでも眺めていたくなります。雪景色、樹氷なども思い起こさせ、見る人それぞれが感じる物語を想像して楽しめる、風情のある器です。 また、使ううちに少しずつひびが増え、自分だけの器に育てていく楽しみがあるそうです。 ガラスを3層にして中心のガラスだけにひびを入れた特殊加工のため、割れやすいということはありません。 表面は耐熱なので、こちらも熱いものを入れて使うことが可能です。

ひびの萩ガラス
ひとつひとつの表情を味わい、ゆっくり楽しみたい器です。


萩ガラスは萩市・笠山産の石英玄武岩を使っています。 淡い緑色は鉄分の色。一般的に市販のソーダガラスは1200~1300℃で溶解しますが、 萩ガラスのガラス素地は1500℃以上という超高温域で製作しているため、 傷付きにくい、硬くて丈夫なガラスができあがるそうです。

萩ガラスの原石
ガラスの原石である石英玄武岩


会場となったギャラリーは、1830年創業の江戸箒の老舗である白木屋傳兵衛。 だから店の一角にはたくさんのほうきが!奥では職人の作業風景を見ることもできます。

白木屋のほうき
会場は江戸箒の老舗。粋なほうきがずらり。


会期初日には、近くのビストロ「ボンヌ・ヌーベル」にて萩ガラスを使った食事会が開催されました。 佐々木シェフはフレンチのシェフですが、 魚を生姜とワインで漬け込み、和洋折衷なオリジナルのしょうが焼きを作ったり、 ガラスのイメージに合わせたこの日だけの料理が供されました。

萩ガラスでサーブされた料理
試用会で出された料理の一部。(佐々木シェフ撮影)


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