激動の時代である幕末期に、未来を夢見た科学者・中島治平によって生まれた萩ガラス。 当時最先端の技術を駆使し、ガラス産業の振興に務めました。 薩摩藩の島津公にも愛されたというガラスでしたが、 攘夷開戦以後の不穏な世に翻弄され、いつしか途絶えてしまいます。 そんな幕末時の熱い想いの詰まったガラスが、150年の時を経て復活。 当時の古文書や遺品を手がかりに、職人の高度な技術と技で復元されました。 夢と希望に溢れた幕末に思いを馳せながら、萩ガラスを存分に楽しめる、魅力的な 展示会が開催されます。

ひびとみどりの萩ガラス展

萩ガラス


萩ガラスの核となる二つの技法、内ヒビ貫入ガラスで作られた「はぎのひび」、淡い緑色の「はぎのみどり」。この二種のうつわ、 『萩ガラス・スタンダード』の展示会を行います。是非ご来場下さい。

《主催》
萩ガラス工房 有限会社
758-0011山口県萩市越ヶ浜明神池上がる
TEL 0838-26-2555
www.hagi-glass.jp

コーディネーター/山口光(山口県立大学講師)
ディレクター/小野里奈(rinao design)
グラフィック/大治将典(Oji & Design) 


2010年2月13日(土)~19日(金) 11:00~19:00
江戸箒専門老舗 創業天保元年(1830年)
白木屋ギャラリー
東京都中央区京橋3-9-8白伝ビル1F
TEL 03-3563-1771
www.edohouki.com



「はぎのひび」とは
まるで極寒の地の自然現象・ダイヤモンドダストを思わせる「内ヒビ貫入ガラス」というサンドイッチ構造の手法でつくられる『はぎのひび』。 萩焼の釉薬による貫入(ひび)技法をガラス内部に封じ込め、気温の差が大きいときや人工的に温度差を与えると 「内ひび」が進み、内面・外面のゆがみのガランスがとれるまで模様が変化します。 内外が耐熱ガラスの三層構造なので、熱湯を入れても割れません。

「はぎのみどり」とは
『はぎのみどり』は、淡い緑色の丈夫で傷つきにくい硬質ガラスです。この色は石の中に含まれている鉄分の色。 萩の城下町にある武家屋敷の土台となった石垣の材料を切り出した時の屑石からできました。 地元・笠山で採れる石英玄武岩(安山岩)の原石が用いられています。 国内では当社のみ、1500℃以上の超高温域でつくられる硬質ガラス(カリガラス)は、 一般のソーダガラスより傷つきにくく、丈夫で業務用に適したガラスです。

萩ガラスのカップ
細かなひびに味がある。熱湯を入れても割れない丈夫さも頼もしいカップ


『春の料理と、萩ガラス。』 萩ガラス試用会 ご案内

「萩ガラス・スタンダード」を実際お使いいただいてその魅力を存分に味わっていただく、『春の料理と、萩ガラス。』 萩ガラス試用会を「ひびとみどりの萩ガラス展」の初日、2/13(土)に開催いたします。 京橋「ラ・ボンヌ・ヌーベル」の佐々木シェフによって、旬の食材を萩ガラスに美しく盛りつけてお出しします。 『はぎのみどり』の淡い緑の映える海の幸。『はぎのひび』に注がれた、滋味深いスープ。 お料理に合う萩のお酒も萩ガラスでお出しいたします。是非お楽しみ下さい。

《シェフ・プロフィール》
佐々木 隆行(ささきたかゆき)
毎朝築地で仕入れる新鮮な魚介類と無農薬野菜にこだわって、身体に良い「食」を提供する、 京橋「La Bonne Nouvelle」のオーナーシェフ。

《会場》
ラ・ボンヌ・ヌーベル
〒104-0031東京都中央区京橋2-5-3西村ビル1F 
Tel. 03-3567-0877

《開催日時》
2010年 2/13(土)
昼の部 13:00~14:30 (12:30開場) 夜の部 18:00~19:30(17:30開場)

《会費》
¥3,000
(お料理、お酒、萩ガラス社長、藤田洪太郎による萩ガラスのご説明)

《お申し込み方法》
メールタイトルに「萩ガラス試用会申し込み」、本文に「氏名、申し込み人数、住所、電話番号」をご記入のうえ、rina@rinao.jp にメールにてお申し込み下さい。定員になり次第、〆切とさせていただきます。ご容赦下さいませ。

テーブルの風景


次ページでは、展示会の様子をご紹介します。