いつまでたっても振り込まれない作業報酬

振り込まれない作業報酬
連絡はメールだけでなく、電話も利用して。相手の実在場所を確かめることは重要です
前川さん(仮名)は、もう1年以上も振り込まれていない作業報酬について、諦めるべきか請求を続けるべきか迷ってます。文字入力の仕事で、元々の単価は低かったのですが、初めてのグループワークだったので、無理をして引き受けました。

納品までに、最初の仕様が変更になるなど、いろいろなトラブルがあり、それでもようやく納品。その後、リーダーより検品作業が終わった段階で終了との連絡があってから半年が過ぎます。そろそろ終了したのかと連絡をすると、すでに作業は終わっているから、請求書を送ってくれとの連絡が。前川さんは請求書を郵送しますが、その後は一向に振込はなし。

リーダーに、振込はいつなのかと連絡しても、「クライアントからまだお金をもらっていないので、いつになるのかわからない」との返事。クライアントに確認して欲しいと言っても、「連絡が来ない」の一点張り。前川さんも頭にきて「私から直接クライアントに確認したい」と、リーダーに伝えると、「私のクライアントよ! 直接連絡だなんて、ビジネスとしての常識がない!」と反対に怒られてしまう始末です。

ある日、一緒に作業をしていた仕事仲間から「Bさんは振り込んでもらったみたいよ」との情報が入りました。Bさんに確認すると、金額が10万円近かったので、弁護士をたてて訴えるとリーダーに伝えたそう。また、「リーダー自身、最近自己破産をしたらしい。回収は難しいのでは?」と言われてしまいました。前川さんの報酬は12,000円。請求金額が少ない気がしてどうすることもできず、悔しい思いだけが残る結果になりました。

★皆さんはどう思われました?
リーダーの金銭感覚については、これはもう一緒に仕事をしてみないとわからないというのが本当かもしれません。ただ、SOHOワーカーのネットワークは広いようで狭いもの。悪い評判のあるリーダーの情報が入手できることもありますので、交流会や関連セミナーに参加し、輪を広げ情報交換できる仲間を持つことも大切です。

「トラブルを乗り越えてこそ実力」になるですが、できれば無用なトラブルは避けたいもの。信頼のある情報網を持つ、コミュニケーションを賢くとる、契約書を作る、支払いサイトを明確に聞く、など自分なりの対策を、日ごろから考えておくのが良いかもしれませんね。

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