SOHOで働く/SOHOの営業活動

「上手な仕事の断り方」知っていますか?

いつもお世話になっている顧客だけど、どうしても請けられない仕事の依頼があった時、あなたはどう対応していますか?上手な仕事の断り方、一緒に考えてみましょう。

宮田 志保

執筆者:宮田 志保

テレワーク・在宅ワークガイド

自分に無理をしない働き方こそがSOHOスタイル

電話
仕事を断る時は、メールでも電話でも大丈夫。緊張する場合は、メールが無難かも
「せっかくつかんだクライアントだから、無理をしてでも仕事を請けなければ…」
在宅で仕事を始めたばかりの時、私はいつもそう思っていました。徹夜すれば、何とか間に合う……。そんな危ない綱渡りのような考え方でした。

私がSOHOスタイルで仕事をスタートさせたのは、1歳半だった息子の子育てと仕事を両立したかったためでした。それなのに、目的を見失い、声がかかった仕事を何でも引き受けてしまっていたのは、今考えると「上手な断り方を知らなかった」からだと思います。皆さんは上手な仕事の断り方を知っていますか?

断っても実力があれば次回はある

初心者の私が間違っていた考え方として、

・一度仕事を断るとそのクライアントから二度と仕事はこないのでは?
・仕事を断ると印象が悪くなるのでは?
・何とか頑張ればできるから請けた方がよいのでは?

という考え方でした。これは仕事を続けてきた今、間違っているとはっきり言えます。とくに、「一度仕事を断るとそのクライアントから二度と仕事はこないのでは?」というのは、自分に実力があれば、全く関係ありません。初心者の方も、このあたりは危惧されなくても良いと思います。

上手な断り方とは?

それでは、上手な断り方とはどんな断り方なのでしょうか。まずは、例をみてみましょう。データ入力業務の依頼を断るAさんとBさんの例です。

Aさん:すみませんが、別件が入っており今回の業務はお請けできません。また次回、何かありましたら一生懸命作業をさせていただきますので、宜しくお願いいたします。

Bさん:今回の業務は日程があわずお請けすることができません。申し訳ありません。○日後の○日でしたら、担当可能です。宜しくお願いいたします。

さて、皆さんはどちらがクライアントは仕事を継続しやすいと思いますか?

模範解答はAさん、Bさん?さてあなただったら?
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