【処方3】志望動機を考えてみる。その2
志望動機で書くべきことはただ一つ。熱意だ。 |
まず、志望動機を片付けよう。志望動機に書くべきことは、ただ一つ。「熱意」である。では、志望動機に「熱意」を込めるにはどうしたら良いか。簡単である。「ちゃんと会社研究しました」という証拠を見せれば良い。
以下のステップでトライしよう。簡単版だ。
- 会社案内をプリントアウトして読む。
お茶でも飲みながら、じっくり読もう。リクナビなどの就職情報サイトはもちろん、オフィシャルサイトもチェックしよう。蛍光ペン持ってね。
- 企業理念をチェックする。
「ミッション」「経営理念」「ビジョン」など、いろいろ呼び方はあるが、必ずオフィシャルホームページに載っているはずだ。企業理念とは、その企業の「こだわり」「価値観」「方針」である。志望動機や自己PRを書くときの指針になるので、きっちり押さえよう。
- ライバル会社を設定して、比べてみる。
日経就職ナビの「業界MAP」や、帝国データバンクの「業界マップ」などでチェックして、その企業の業種の上位にいる企業をライバル会社と設定しよう。そして、エントリーする会社と、ライバル会社とを比べてみると、エントリーする会社の強み・弱みが見えてくると思う。難しいと思うかもしれないけど、簡単だ。なぜならば、会社案内に必ず「強み」は太字で、大きな文字で、書いているはずだから。ライバル会社と比較するのは、それをより立体的に理解するためなのだ。
- 会社研究したことを、熱意を込めて書く。
「( )といった強みを持つ貴社で、成長したい」
「( )といったオリジナリティ溢れる貴社で、お客さまに貢献したい」
このように、「強み」を書くことで、ちゃんと会社研究をしたことを伝えよう。そして、やりたいことは、具体的仕事内容にこだわるのではなく、「自分を成長させたい」「お客さまに満足を与えたい」など、ポジティブな言葉で締めると良い。会社案内の中の「先輩メッセージ」「先輩の声」をよく読めば、いろんなフレーズがある。借用しよう。
文章の構成は、以下のようにシンプルに三部構成で。
- 一言メッセージ
上記ステップの4つ目を参照。 - 具体的にやってみたいこと
「先輩メッセージ」「先輩の声」を参考に書こう。 - 締めの言葉
一言メッセージを違う言葉でアレンジ。企業理念を参考にしよう。
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