コンサルタントで働く/コンサルタントの転職ノウハウ

コンサル適性チェック項目を解説 1(2ページ目)

「簡単チェック!こんなひとがコンサルタントに向いている!」はいかがでしたでしょうか。今回は、それぞれのチェック項目とコンサルタントの仕事との関係を詳しく解説してみたいと思います。

執筆者:大石 哲之

プレッシャーに強いことが求められる

■4 人の話を聞ける。長い話をきいても疲れない(YES NO)
コンサルタントは、自分の意見を言う前に、まず相手の言っていることをちゃんと理解するということが重要です。たまにわけのわからないことをだらだらと喋ってくるお客さんもいます。辛抱強く、相手の言うことを聞くことができるというのは、重要なポイントです。

■5 一定のやり方や信念へのこだわりがあまりない(YES NO)
これは意外と思うかもしれません。こだわりが合った方がコンサルタントらしいのでは?と思う方も多いかもしれません。しかし、こだわりが時に邪魔をすることもあるのです。

コンサルタントはあくまでお客様の立場で、お客様の成功を助けるのが仕事です。自分がやってきたフィールド(専門知識など)があまりに深いと、それへのこだわりや信念が強く出てしまい、柔軟性に欠けてしまうところがあります。お客様はこういっているのに・・とか、本当はこっちのほうがうまくいくと思うのに・・という場面でも、過去の経験ややり方を踏襲してしまうのですね。

コンサルタントは、常に柔軟な発想で、ゼロから物を考え、ベストな解を探っていくという(過去の話とは180度違うことになったとしても)マインドが必要だと思います。

■6 いやな気分をひきずらない。気分転換が得意である(YES NO)
コンサルタントはプレッシャーがきつい仕事なだけに、細かいミスにこだわってその都度落ち込んでいると、あっという間に心身が崩壊します。

初めてのプロジェクトでノイローゼ気味になってしまう人も何人も見ています。ミスはミスで原因をちゃんと理解し、飲み込んだうえで、過ぎたことはわすれて、次のアウトプットでそれをカバーしてやろうという意気込みです。気分転換がうまい人、プレッシャーに強い人は、うまくこなせると思います。

■7 数字をあつかうのが苦手ではない(YES NO)
コンサルタントは、非常に数字を大事にします。なんでも数字で物事を語るからです。

数字を扱うことが苦手で、数字を読めないひとは、なかなかコンサルタントとしては難しいかもしれません。数字センスというのが問われます。

次回は8~15のチェックポイントを解説します
 >>>第2回につづく
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