コンサルタントで働く/コンサルタントの転職ノウハウ

コンサル適性チェック項目を解説 2

簡単チェックの項目から、それぞれのコンサル適性についてちょっと考えてみるシリーズ第2回。コンサルタントもお客様商売ということを忘れてはいけません。

執筆者:大石 哲之

コンサルタント適性チェック

前回に引き続き、適性チェックで上げさせて頂いた項目の解説をしたいと思います。今回はチェック項目8~15です。

■8 文句や非難を浴びても、へこまず、冷静でいることができる(YES NO)
コンサルタント同士、ダメなものはダメとはっきりいいます。チームのメンバーに対して、ダメなところや、文句も平気で言い合います。他人の欠点は、なるべくオブラートで覆い隠して、まあまあとごまかしながら仕事をするというスタイルとは全く違います。

コンサルタントが平気で他人をののしるようにやり合うのは、なにも性格が意地悪だからではなく、悪いところを速く改善してパフォーマンスを上げていかないと、仕事のスピードや求められる高いクオリティに追いつかないからなんですね。しかし、これがプレッシャーになって、まいってしまう人もいます。叩かれても叩かれても平気でいられるタフな神経が必要になってきます。

■9 話を聞きながら、同時に考えることができる(YES NO)
同時にいくつものことを考えられる。頭の回転の速さ、平行思考。話を聞きながらそれをうまくまとめて、さらに先のことを考えて喋ることができる。こういう思考ができるひとは、コンサルタントとしてのコミュニケーション能力に長けたひとだといえるでしょう。

■10 ハードルが高ければ高いほど燃える(YES NO)
コンサルタントの仕事は、楽なしごとはほとんどないと思った方がいいかもしれません。常に自分のもっているスキルや能力から1段高いレベルでの仕事を要求され、それをクリアしていく必要があります。困難を逆にチャレンジだと感じて燃え上がることができるようなひとは、コンサルタント向きであるといえます。

■11 褒められると苦労したことをわすれてしまう(YES NO)
コンサルタントは客商売と申しましたが、お客さんの成功を自分の成功のように感じられるマインドがあるかないかは、コンサルタントを長く続けられるかどうかのポイントのような気がします。お客さんが成功すれば、自分の苦労はわすれてしまう。そんな献身的な努力をできるマインドの人は、コンサルタント向きだといえます。
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