社会人の大学・大学院/社会人の進学・学生生活事例

大学院中退者よ、海外の学位を取ろう!(3ページ目)

大学院中退者が苦しんでいます。日本の大学院で取った単位を眠らせたままにするのはもったいない!トランスファー(編入)制度を使って、海外の学位にチャレンジしませんか?

西島 美保

執筆者:西島 美保

社会人の学びガイド

大学院中退者がおさえておきたい制度

image
行き詰ったら、学びの環境を少し変えてみては?
まず最初に、大学院中退者にぜひ知っておいて欲しい言葉(制度)、それは、"Transfer"(トランスファー) です。

日本では大学院の編入、転学は難しいとされていますが、アメリカの大学院では、日本を含む他の大学院で修得した単位を、修了に必要な単位として各校が定めた上限単位数まで認めてもらい、編入学することが出来ます。

これが "Transfer" です。

出願時に英訳成績証明書(日本の大学院発行)を提出し、トランスファー(単位認定・編入)を申し込みます。全ての科目が認定されるとは限りませんが、事前に転入先大学院のどの授業と互換性があるのか調べ、対象科目の英文シラバスを提示するのもいいでしょう。詳しくは現地学校の担当者に問い合わせましょう。

トランスファーが許可されれば、その科目は既修得単位として大学院修了に必要な単位として扱われ、再び同じような授業を取らなくてよく、授業料及び時間の節約になります。つまりここで日本で取得した単位を活かす事が出来るのです。

ちなみに専攻分野が大きく変わる場合(例えば経営学→美術など)、共有できる科目が少ないため、トランスファーが認められる科目数はグンと減ります。

まだまだあります!日本の常識とは大違い!知っておきたいアメリカ大学院の制度


【関連記事】
・借金からの出発、留学実現の学費やりくり
・大学院留学に必要なお金の作り方!
・アメリカ大学院留学の投資対効果
・2度目留学も増加中! イマドキの留学事情
米国名門大学の元スタッフに聞く合格の秘訣
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます