うどん/関東・武蔵野うどん

うどん地帯館林! うどん食べ歩き

群馬県の3大うどん館林エリアを食べ歩く。ちょっとのつもりが5軒。分福茶釜の釜玉うどんも食べる

執筆者:蓮見 壽

館林のうどん食べ歩き



館林の顔分福茶釜の茂林寺
2010年夏。猛暑が襲う。毎日日本一の高温が記録された土地が紹介されていたが群馬県館林も何度か日本一の気温を記録した。そんなある日館林を訪問した。群馬三大うどん地帯の一つであり、今年創業110年の日清製粉創業の地としても有名。ちなみに群馬三大は館林、桐生、水沢である。
自宅のさいたま市からだと東北自動車に岩槻か久喜で乗ると短時間で館林に入れる。都心からでも1時間圏内かもしれない。館林で降りて国道354線を市街に向かう。ところどころに『うどん』の文字が見える。

まるなか



まるなかうどん
一軒目。354号からわき道に入る住宅街にあるうどん店。
暖簾や案内が無ければほぼ民家風。
今日の日替わりサービスは天もりうどん。850円が750円のサービス価格。

天もりうどん
滑らかなうどんと甘めのつゆ。コシというよりも滑らか、しなやか、もっちりという表現が適切だろうか。
喉越しのよいうどんだ。多少地粉を使われているかもしれない。そんな雰囲気を感じたうどんであった。天ぷらは素朴な感じ。天ぷらは海老・茄子・かぼちゃ。
失敗談を一つ。
入り口に下駄箱があるのだが・・・わからずに中まで靴で入り小上がりに。靴はおやじさんがもって行ってくれた。(笑)
創業からは8年ほどのようだが地元密着の人気店のようだ。

まるなか ○の中に仲の字が入る
〒374-0025
群馬県館林市緑町1丁目20-5
電話0276-74-5729
[月~水・金]11:00~14:00
[日・祝]11:00~14:30
定休日 木曜

正田や



正田や
まるなかを後にして国道に戻る。館林インターから国道を走ると先に目に入るのは正田やである。
正田やの先を右に曲がるとまるなかの近くに。という訳でほぼ時間をおかずに連食となる。車で3分ほどか。(笑)
国道354号沿いの大きなお店。正田醤油の経営しているうどん店。商業施設に隣接しているようで駐車場が広い。店内はとてもおしゃれなつくりでうどん屋さんとは思えない。ファミリーレストランとかカフェの雰囲気がある。それでも座敷や宴会スペースもあり、かなり大きなうどん屋さんである。

肉汁うどん
注文したのは肉汁うどん860円。館林のうどんとして代表的なメニューかどうかは不明だが埼玉の肉汁文化との比較。肉汁はとても美味しくて香りが良い。上州豚がたくさん。うどんは皿に盛られてパスタ風。やはり滑らかな食感でコシを感じるとか弾力を感じるという方向ではなく、限りなく喉越しを追求したかのような印象。気持ち細めのしなやかな麺である。

正田や
群馬県館林市美園町15-7
TEL 0276-74-7523
営業時間 月曜~木曜 11:00~14:30(L.O)
土曜・日曜・祝日 11:00~14:30(L.O)  17:00~20:30(L.O)
定休日 金曜日

腹ごなしに茂林寺へ。正田やから車で3分。茂林寺のための無料駐車場がある。おなかが減る間が無い。茂林寺境内にはたくさんのたぬきの像がある。

ハワイアンタヌキ?
8月21日はイベント催事があるようで狸像は皆ハワイアンの踊り子姿。(笑)
ウーン・・・ウーン・・・夢に出るかも。
分福茶釜で有名なお寺で茶釜も宝物殿で見られるようだがちょうど訪問時は昼休みであった。少し境内を探索しておなかを落ち着かせる。
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