「お買い物の中心地」に相応しい、カラフルな色使い!
全館増床&リニューアルに合わせて、銀座三越のシューズ&バッグリペアコーナーに新たに用意された、イタリア・ビブラム製のETONソールです。有無を言わさず色が映える!この5色は同店でしか装着できない限定品です。 |
二十一世紀に求められる百貨店像を再構築する大きな、大きな試金石となりそうなのが、2010年9月11日(土)に増床と同時に大リニューアルされる銀座三越です。東京に限らず日本いや今や東アジア全体の「お買いものの中心地」であるこの街に、どのような新風を巻き起こしてくれるのか楽しみですが、紳士靴絡みでも早速情報が飛び込んで来ましたよ! 以前この記事で俄然話題をさらったRESH.(リッシュ) が、7階に新設されるリペアコーナーを日本橋三越本店に引き続いて担当する事になったのです。
リペア専用ラストの開発など、新たなアイデアに果敢にチャレンジする同社だけあり、銀座への出店に際しても、また非常に面白いサービスを用意してくれました。それがイタリア・ビブラム(Vibram)社のETONソールの銀座三越限定カラーです。ラバーソールと言えば黒か茶、せいぜいクレープソールのようなナチュラルベージュ色がこれまで暗黙の了解だった中、銀座三越のスタッフとの協議を経て採用されたのは、上の写真のようなネイビー・オレンジ・ホワイト・レッドそしてパープルの5色です。
「何とまあ、カラフル……」初めてこのソールを見た時に、思わずそう叫んでしまいました。レッドなど鮮やかな色のビブラム社のラバーソールは、イタリアのブランドの既製靴でたまに見掛けますが、リペア専用のものでの色別注は史上初!。アッパーの革がズバリこの色、と言う紳士靴こそそれほど多くはないかもしれませんが、例えばアッパーを後染め加工した靴やレザーソールをペイント加工した靴を実用的にオールソール交換したい場合、或いは靴全体の色合いにソールでアクセントを加えたい場合、今までにない有力かつ有効な選択肢にこれはなりそうです。
限定色の一つであるパープルです。この絶妙な色使いはイタリアのメーカーならではの美意識でしょう。耐久性も通常の黒や茶色のものと変化ありません。 |
カラフルな色別注が実現したこのソール、良く似た「あれ」とは何が違うの? 知りたい方は迷わず次のページへ!