文章 : 佐藤 明男(All About「男のヘアケア」前ガイド)

酷暑に見舞われた2010年の夏
薄毛男性に起きた“悲劇”とは?

暑いイメージ
ハンカチ、汗拭きシートが大活躍した夏でした
連日猛暑に見舞われた2010年の夏。特に外回りの機会が多い営業マンの皆さんには、さぞかしツラい夏になったことでしょう。ギラギラと太陽が照りつける中、おそらく40度以上に達したアスファルトの上を歩くビジネスマンが、大きなタオルハンカチや汗拭きシートで顔や額をぬぐいながら、お得意先へ向かう姿をよく見かけました。

さて。そうした営業マンで、抜け毛・薄毛を気にされている男性から、今年の夏こんな“失敗”をしてしまった…という話をいくつか聞きました。そのうちの2つをご紹介します。

 

プレゼンイメージ
ただでさえ緊張するプレゼンで髪の毛のコンディションが悪いと…
CASE1
「大量の発汗で髪の毛が
ペッタリのままプレゼン」

――ビジネスマン歴3年・Uさん

午後イチから重要なプレゼンでクライアントの会社へ。電車トラブルで遅刻しそうになったので駅から走っていったところ、到着したときは全身ほとんどズブ濡れの汗まみれになり、髪の毛もペッタンコに…。直している暇などなく、髪を気にしながらプレゼンしなければならなくなり、まったく集中できませんでした。

 

汗かきビジネスマンイメージ
汗を止めたい!という思いと裏腹にどんどん汗が出てくるものです
CASE2
「極度の緊張から涼しい室内なのに
頭から汗ダラダラ!」

――ビジネスマン歴1年・Kさん

最近、ヒタイの後退が少し気になっていつも髪の毛をおろしている社会人1年生です。極度の“緊張しい”で、初対面のお客さんと話をする時は、必ず顔から汗が噴き出すのでハンカチは絶対のマストアイテム。まして今年の夏は暑かったので毎日2~3枚持ち歩いていましたが、あの日はナゼか忘れてしまって。お客さんの会社は、エアコンが効いていて涼しかったのに案の定、汗がダラダラ。素手で額の汗を拭った拍子におでこがむき出しになり、相手の視線がそこに定まった瞬間、緊張が頂点に達しました。途端に汗がドドーッと落ちて、明らかに不快な印象を与えてましたね~。

ビジネスマナーの達人が
薄毛男性のトーク術を指南!

薄毛さんイメージ
薄毛であることに対して必要以上にナーバスにならないためには?
酷暑の夏だったのですから、汗をかくのは仕方のないこと。問題は、発汗をきっかけに「薄毛であると分かった!?」と必要以上にナーバスになったことではないでしょうか。

季節は秋に向かってはいますが、今年はまだ暑い日が続いていますし、そもそも汗と薄毛の関係は季節を問わず普遍的なもの。改めて、抜け毛・薄毛が気になるビジネスマンのために、良い第一印象を相手に与えるためのテクニックを考えてみたいところです。

そこで今回、アドバイザーとしてご登場いただくのが、オールアバウト「ビジネスマナー」ガイドの美月あきこさんです。

美月さんは、17年間の国際線キャビンアテンダント時代に接客や対人コミュニケーション術を、その後、アメリカ留学中に販売術をそれぞれ身につけた方。現在、人財育成トレーナーとして、ビジネス研修や講演など全国で実施しておられます。

では、早速うかがってみましょう。

まずは、薄毛を気にしているビジネスマンが、初対面のクライアントさんに対してどんなトークをすればいいでしょうか?


名刺交換イメージ
名刺交換時に、薄毛であることを“ツカミ”にできる?
美月「薄毛の度合いにもよるのですが、思い切って薄毛であることを逆手に取り“いやぁストレスが多くて…”などと言いつつ挨拶をするのはどうでしょう。通常、薄毛であると分かれば、相手はその辺には触れてこないもの。そこをあえて自ら話題として切り出すのです。最初から相手の懐に飛び込むことができ、その後の商談でもアドバンテージを握ることができますよ。この場合、薄毛が“武器”になるわけですよね」

なるほど。自らそうした態度で攻めていけば好印象を与えますし、ビジネスが成功する確率も高くなりそうです。でも、そこまで大胆になれない男性はどうすればいいでしょうか?

その答えは次ページで!