「堀江」ときくと、「カフェ」「家具のセレクトショップ」「隠れ家みたいなバー」がある「若者の街」という答えが一般的でしょう。少し古い時代から知っている方なら「家具の街」ですね。その昔は家具の街として繁盛していたのがバブル崩壊直後は一転寂れ、今は平日休日問わず人通りの絶えない街へ。今回は、20年足らずの間に大きく浮沈を繰り返した街、「堀江」界隈を紹介します。

歴史ある街は交通利便

橋のつく交差点名
西長堀インター
(上)昔は長堀通にも運河があった。今もその名残で「橋」の名のつく地名が多い(下)阪神高速西長堀出入口。湊町出入口も近くにある
20年足らずの間と書きましたが街の歴史はずっと古く、元禄時代にまでさかのぼり、淀川治水の一環として河村瑞賢により堀江川が掘削された事に始まります。約300年程前のことです。見ようによれば、300年の年月しかたっていないのですが、大阪相撲三菱(岩崎家)発祥の地であったりと、文化の栄えた由緒ある地です。

「堀江」というそのものずばりの住所はなく、「北堀江」「南堀江」をあわせて「堀江」と呼んでいます。場所は大阪市西区の東南端。東は中央区、南は浪速区に隣接します。西に木津川、南に西道頓堀川で地理的に分断されいるため、川向うのどちら側とも街の雰囲気が大きく異なります。

分断されているとはいえ、心斎橋・難波とは「地続き」の便利な立地。利用できる地下鉄の駅は複数。長堀鶴見緑地線「西長堀」「西大橋」駅、千日前線「西長堀」駅、四つ橋線「四ツ橋」駅が隣接しています。

JR線の駅がもう少し近くにあれば……と贅沢な願いもありますが、JR「大阪」駅には四つ橋線、JR大阪環状線「玉造」「森ノ宮」「京橋」駅には長堀鶴見緑地線で一本。「大阪」「京橋」へ一本でいけるのでJRへのアプローチも合格!

また、車を使う方にとってもアプローチがしやすい位置です。東西の移動には長堀通、南北には西から順に新なにわ筋、あみだ池筋、なにわ筋、四ツ橋筋(北向一方通行)と幹線道路が大変充実。阪神高速の出入り口は「西長堀」と「湊町」の出入り口が近接です。

密度濃くエリア内に点在する利便施設

コーヨー
こども文化センター
(上)スーパーは複数点在。「コーヨー」は2店舗あり。(下)「大阪市立こども文化センター。隣の図書館と合わせて子連れファミリーにはうれしい存在
鉄道・車ともにアクセスの良いこともあってか、買い物施設・公共施設等がエリア内に充実しているのが大きな特徴です。

まずは日常のお買いものをするスーパー。こちらは、堀江エリアのちょうど真ん中あたりを南北に通る新なにわ筋沿いに2軒あります。北堀江と南堀江の真ん中あたりの「鮮度館コーヨー堀江店」と、南に下って汐見橋の北詰には「関西スーパー南堀江店」。また、コンビニ等は多数あり。

スーパーの次は公共施設。こちらも複数あります。「鮮度館コーヨー堀江店」の北側にあるのは「大阪市立中央図書館」。土日も開館しています。受験生や親子連れだけでなく、老若男女、文化的な生活を送るのには図書館は素敵な存在です。

図書館の北側は「大阪市立こども文化センター」。こちらの使用は当然ながら子供がメイン。こどもフェスティバルやこども作品展などが随時行われていますが、うれしいのはこども劇場。月1~2度行われますが、こちらは市内在住者であれば無料(ただし事前申し込み要)。お子さん連れの家庭にはうれしい選択肢です。

また、そもそも堀江といえばカフェやブティックですが、こちらは堀江エリアの南東部が中心に多数点在。日頃の買い物とはちょっと違った休日のライフスタイルをおくりたいときにうれしいお店。そんな店舗が複数(というかたくさん)で徒歩圏にあるのは幾分贅沢な雰囲気です。

そんな堀江の目抜き通りは「オレンジストリート」。キタよりも格好よくて、ミナミよりも大人っぽい。ポジション的にはそんな感じの、「元家具屋さんの商店街」。歩いて見に行きたい方はコチラをご参考に!

続いて次ページでも堀江の魅力を紹介!