今回も前回に引き続きJR「京都」駅周辺です。鉄道アクセスと周辺ランドマーク程度の紹介しかできませんでしたが、いよいよ街並みのご紹介に入ります。

「京都」イメージはココ!~JR駅北側

七条通
土産物屋
ビルと木造住宅が違和感なく混在している駅北側エリア。幹線道路沿いも路地の商店の街並みも整然とした雰囲気で美しい街並み
JR線の南北と鴨川の東西で4分割した北西、すなわち駅の北側は、JR「京都」駅周辺ではいちばん「京都らしい街並み」と言えます。

南北と東西の通りで碁盤の目状に走っている街路は、住民や観光客などで賑わいます。住居と店舗が混在してますが、その店舗も日常の買回り品を置いているお店から、有名無名の和菓子や典型的な土産物屋、果ては神具や仏具をおいているお店までバリエーションがすこぶる豊か。

碁盤の目にも強弱があります。車の往来が激しく、対面4車線+歩道の規模以上であるようなメイン幹線道路の間を路地状に複数の道路が走ります。メイン幹線が対面通行であるのに対して、間の道路は一方通行が多く、土地勘のない人が車で移動した場合、行きたいスポットに「行けそうで行けない」なんてことになるかも。

メイン幹線は東から順に河原町通、烏丸(からすま)通、堀川通が南北に走ります。各々の通りに面して碁盤の目の秩序を破るように大きな敷地を持つのが渉成園(しょうせいえん)(東本願寺の飛び地です)、東本願寺西本願寺です。

東西を貫く幹線は駅に近い方(南側)から七条通、五条通。これらの通りからは東に清水山、西に嵐山を見ることができます。また、とくにこれらの幹線沿いの北側の建物は、南向きとなるためか中高層の集合住宅やオフィスビルが多く建ち並び、ところどころ木造平屋建てが肩身狭そうに建っていたりします。

「有名で大きなお寺」「碁盤状の道路」「沢山のそれっぽいお店」といった風情のあるJR「京都」駅北側は、駅周辺ではいちばん「典型的な京都」と言えるでしょう。

駅近らしからぬ住宅地~JR駅南側

公営住宅
鴨川沿いの街並み
(上)一階部分が店舗の公営住宅。(下)鴨川沿いの街並み。北側が「よそいき」とすればこちらは「普段着の京都」か?
続いてはJR「京都」駅南側。こちらは、北側とはうって変わって住宅が多く並びます。

駅から南西方向、10分程に東寺がありますが、それ以外はメジャー級観光スポットもなし。よって観光客をあてこんだ店舗もあまり多くなく、目立つのは生活感のある店舗。たとえば南側徒歩5分程(近鉄京都線「東寺」駅前)の「グルメシティ九条東寺店」、東寺の南側にある「フレスコ東寺店」。駅前にある複合ショッピング施設「アバンティ」もどこか生活感が漂います。

街路が入り組んでいるのも北側と比較した際の大きな特徴。幹線を通っている分には気づきませんが、街区内に入ると曲がった道や行き止まり、人しか入れない路地なども多くあります。

駅前から南へ走る竹田街道の東側、鴨川に近い方のエリアは公営住宅が多くあるエリア。空地も多く雑然とした感じで、京都駅からここを抜けて鴨川べりまで歩くと、観光客にも遭遇することなく静かな京都を味わえます。

続きましては鴨川以東の紹介です。